夏はやっぱり海水浴(4)


朝もバイキング。
ご当地名産の南蛮エビが朝から好きなだけ食べられる〜。

腹ごしらえが済んだ。
今日はいよいよ念願の海水浴だぜ。
空を見るとすっかり晴れ上がっていて暑い。
やっぱりね。
夏は一度は海に入らないといかん。
人間は海から生まれた生物だ。
海に入るとDNAがそのときの記憶を思い出す。
原点を見つめ直すってわけさ。
俺様は宿のすぐ裏にある海水浴場へとスキップしながら向かった。

高波で遊泳禁止・・

高波で遊泳禁止・・

高波で遊泳禁止・・
俺様の夏が終わった。(T_T)

このあたりは「笹川流れ」と言って、
澄み切った碧い海と白砂のコントラストが美しい風光明媚な場所として有名だ。
せめて遊覧船でも乗って最後の時間を過ごそうと思ったが、
強風のためそちらも欠航・・。
もうこの土地で娯楽は残されていないので、そのまま新潟駅へ戻る事にした俺様(号泣)。
 
昼過ぎに新潟駅に到着。
そう言えば「ピア万代」で結局何も食べてなかった。
せっかくだからあそこで昼飯食って帰るかな。
 
ピア万代に舞い戻り、「地魚食堂 瓢」へ。

ここは漁協の職員食堂なんだねー。
まずはビールで熱中症直前までほてった体内を冷やす。

そして「海鮮チラシ(並)」で腹も満たす。

うん、美味いけど、
村上の「だぁーまた丼」食べちゃってるからインパクトで劣るよなぁ。
エビ汁が良かったよぉ〜。
 
鮮魚売り場の方に行くと、岩牡蠣がその場で食べられるみたいだった。
1個600円というお値段だけど、大ぶりでプリプリ。

ポン酢をサッとかけて一気に口の中に放り込む。
うーん、贅沢が口の中に広がるぜ〜。
「牡蠣があたるのは冬だよ、夏の岩牡蠣は当たらないよ」
と店員さんが言っていたがホンマかいな。
調べたところ、
ウイルスや細菌の少ない深いところに棲む天然の岩牡蠣はあたりにくいそうで、
旬の時期(夏)の岩牡蠣は天然モノだからそれに該当するってわけ。
それでも腸炎ビブリオなどのリスクは存在し、
リスク回避のためには低温保存と真水での洗浄が必要とのこと。
 
腹も膨れたし、ゆっくりビールを呑みながら体を休めようか。
バーベキュー場で腰を下ろす。

ビールは新潟限定の「風味爽快ニシテ」。
この旅で何度も飲んだクセの無い飲みやすいビールである。
ビールのツマミにはノドグロの一匹焼き

ノドグロは高級魚で、一昨日の居酒屋では半身で4000円した。
東京で食べてもそのぐらいする。
それがここでは1200円。新潟くるたびにここで食べたい(^^)
ノドグロの香ばしい脂に舌鼓を打ちつつ旅の終わりを楽しんださ。
 
新潟駅で帰りの新幹線キップを購入。
新潟県内の駅ナカは日本酒が楽しめるスポットが充実しているから素敵。


新幹線が来るまでの25分。
取り急ぎ最後のビールと純米大吟醸を喉に流し込んで帰路についた。
来年こそ泳ぐぞ!(涙)
 
〜夏はやっぱり海水浴 〜 未完