カレー番長への道 〜望郷編〜 第70回「まんてん」

今日は水道橋にあるまんてんへ。
昭和56年に創業した庶民派のスタンドカレー店。
このあたりではあの「いもや」と並ぶ有名店だ。
(どちらも学生向けで安くてボリューミー)

年季の入った黄色い屋根に「ライスカレー」と書かれている。
運が悪いと長い列が出来ている店だが、
今回は2人待ちですぐに入れた。
中は∪字型のカウンターで、
席に座るとすぐに水とコーヒーが出される。
水の中にはスプーンがブチ込まれているのも昭和的。
メニューはノーマルのカレーが450円。安い。
一番高いのでカツカレー600円。
俺様はカツカレーの大盛りを注文。
しばらくカツが揚がるのを待つとやがてカレーがやってきた。

カレーは粉々しいドロッと系。
ルーの中には目に見えるくらいの粒で挽き肉がドッサリ。
カツは小ぶりだがこの値段なら妥当な感じ。
福神漬はテーブルに大きな器で常設。
 
最初は重いかなと思ったが、次第にスプーンが止まらなくなる。
あー、これは昭和スタンドカレーのあれだわ。
やめられないとまらないの給食メシ(ソウルフード)。
食後はコーヒーで口の中をリフレッシュ。
俺様が代金を払おうとすると、
「キレイに食べて頂いたんで大盛り分は無料でいいですよ」とのこと。
うむ、気分良く店を出れたなり。