88の自作ゲームを救い出したい(1)

フロッピーディスクは永遠のメディアではない。
劣化したりカビが生えたりしていずれ読み込み出来なくなる。
特に自作プログラムとなると、この世に一つしかないもの。
生きてるうちにデータを救い出したい。
そこには自分の原点が詰まっているのだ。

88からのデータ吸い出しを思い立ってから、
1ヶ月あまり経過した今日、1日家に篭って一回目の実験を開始。
用意したのは2種類のケーブル。
一つは『サンワサプライ RS-232Cケーブル クロス 2.0m KR-XD2』。

我が愛機PC8801MA2のRS-232Cポート(25pinオス)に繋ぐ。
出口は9pinメス。
今使っているノートPCにはRS-232Cポートは無い。
なのでもう一本、USBをシリアルコネクタに変換するケーブルを挟んでみる。
『エムサーブ( USB typeA to RS-232C D-sub 9ピン ) 0.8m HL-340』。

 
続いて88と接続する準備。
「XDISKWIN2」というアプリケーションをダウンロード。
Windows7でも問題無く起動出来た。
88側では起動プログラムを受け取るためのディスクを作成。
まずフォーマットするやり方を忘れるって言う・・。
88のマニュアルを見ながらディスクをフォーマットする。
なんか中学生だったあの頃に戻ったみたいで楽しい。
88とノートPCのボーレートをそれぞれ9600bpsにしておく。
「XDISKWIN2」を起動して、「88用システム送信」で接続!

『通信ポートの初期化に失敗しました』

うーむ。どうやら接続に至っていない。
色々と設定を変えてみたりしてが、いずれもダメ。
様々な原因が考えられるが、
ひょっとしたらUSB変換ケーブルが
クロスケーブルに対応してないんじゃないか?
という疑いを持った。
ケーブルの商品名でネット調査するも記述を発見する事は出来なかった。
 
時間も無くなったので今日はあきらめて終了。
次の手としては、
クロスケーブルに対応が明記されたUSB変換ケーブル」を購入し直すか、
RS-232Cポートがついている古いパソコンを入手するかどちらかだ。
前者の方がお手軽だが、調べたところ2000円前後するから、
またしても利用不能だったら金銭的に痛い。
古いWinPC入手の方が成功確率は高いけど・・。
 
いずれにしても予算も尽きてしまったので、
9月ぐらいに2回目の実験を考えておこう。

それにしてもクーラーの冷気でまた喉が腫れてる。
モノが喉通るたびに痛いわー。