しまなみ海道サイクリングチャレンジ

今治の朝。
今治駅前にあるサイクリングターミナルへやってきた。
この日の目的は四国から本州へ自転車で渡ること。
今治と広島県の尾道まではいくつかの島が橋で繋がっており、
自転車で渡る事が可能になっている。
事前調査によれば、尾道まで9時間かかるとのこと。
8時に出発しても尾道で予約した居酒屋の時間に間に合わないので、
6時間ぐらいで到達できる瀬戸田港というところまで行き、
そこからフェリーで尾道へと渡る計画を立てた。
だが、2ヶ月前にレンタル自転車の予約をしようと試みるも、
どこの施設も予約が埋まっていた。
そこで俺様は2つの作戦を立てた。
1つは10分前予約しか出来ない「ハローサイクル」を利用する作戦。
早朝に空車を確認して、もし貸し出されていなければ取りに行くという感じ。
もう1つは予約できなかった施設の当日分狙いでオープン前に並ぶ作戦。
どの拠点に何台返却されたかは当日までに読めないらしく、
予約が埋まってても余剰分は貸し出し可能らしい。

その日の朝6時。確かにハローサイクルは3台空いていた。
だがハローサイクルの自転車って基本は街乗り用で、
6時間走り続ける事が快適なタイプではない。
なので、まずはレンタル施設でオープン待ちしてみて、
ダメだったらハローサイクルに切り替えるという優先順にした。

サイクリングターミナルで8時前に到着。
すでに2組並んでいたが、3組目なら希望がありそう。
オープンするとまずは予約者が先に受付をし、続いて列が受付対象となる。
結局のところ20組ぐらいは希望通りの自転車が借りれた模様。


俺様が借りたのはこちらのE-BIKE。
快適に走るには最善の選択マシンとなる。
(スマホホルダーがついてないのは難点だった、持参すべし)

けっこう自転車受け取るまでに時間がかかって、
出発したのは9時頃になった。

 


まずは1つ目の島“大島”へと繋がる来島海峡大橋を渡る。
実はこの橋、全工程の中でもっとも長い橋で、最大の盛り上がり場である。
尾道から今治にやってくるコースの人は最後のフィナーレがこの橋だ。


橋の手前では自転車専用の坂があり、そこを登る。
体力的には一番削られるポイントだ。
工程中にある橋全ての特徴だ。

橋を渡るときはしまなみの絶景の中を望みながら走る。

 

いやぁ~、気持ちいいなぁ。
季節も最適。暑くもなく寒くもなく。
天気も快晴で完璧な日取りだった。

 


橋を降りるときも自転車専用の道を使うのだが、
これがいろは坂のようにグネグネ曲がっていて楽しいんだ。

 

大島を渡ってすぐのところにあるのが「道の駅 よしうみいきいき館」
時間的にちょうど良いのでここで朝ごはん。
だがレストランは10時オープンなので、バーガーなどの軽食しか選択肢は無い。
そこで選択したのがこちら。


「鯛めし」「タコ唐揚げ」
鯛めしは地元のおばちゃんが朝に作ってきたような素朴な作り。


タコも瀬戸内の名物。
めっちゃ香ばしくで美味いっっ!!
ザ・瀬戸内の朝ごはんになったぜ。

 


そのまま大島を横断し、次の伯方島へ渡る手前にある「村上海賊ミュージアム」へ。
海賊と言っても“海の盗賊団”をイメージする海賊ではない。
戦国時代に瀬戸内海で最強クラスの影響力を持った海の武士団で、
因島村上氏、能島村上氏、来島村上氏の村上三家が支配していた水軍を指す。


館内では当時の資料などとともに詳しい解説を知る事が出来る。

 


尻も見れるぞ。

 




館内のイートインで「れもんジュース」を補給。

 


よし先を急ごう。

 


伯方島への伯方・大島大橋。

 


伯方島はをすぐ抜けて、大三島への大三島橋へ渡る。

この大三島でランチを取る。
時間はすでに13時を過ぎていた。


こちらは「お食事処くろしお」
「従業員2人でまわしているので提供に1時間ぐらいかかります」
との事だったが、まわりに店も無いので待つ。
メニューも限定されてて、刺身定食、天ぷら定食、煮魚定食など。
俺様は「天ぷら定食」「刺身盛り合わせ」に決めた。
アルコールがあると絶対美味いが自転車乗ってるのでグッと我慢。

1時間ぐらいでまず「刺身盛り合わせ」がやってくる。


ヒラメ、鯛、イカ。ヒラメはエンガワが少しついている。
昼過ぎまで店内の生け簀で泳いでいたらしい。
醤油は白醤油で生姜とワサビで割るために2つに皿を分ける。
そしてこの刺身が超鮮度!!
コリコリした歯応えで美味しい~~~っっ!!
特にヒラメが凄い。歯応えだけじゃなく甘味もすんごい。
日本酒飲みたい~。
白醤油も強くないから刺身の旨味を邪魔しない。

 


刺身に感動していると「天ぷら定食」が到着。
天ぷらもヒラメと鯛。
ごはん、漬物、梅干し、アサリのおすまし。
天ぷらは塩と天つゆで食べる。
天つゆにはタンカンを絞るのが瀬戸内っぽい。
でもこの天ぷらは塩で食べるのが至高!
刺身より美味いかも知れない。
揚げてるのに刺身で味わう旨味を全然損ねてない!

 


こちらはヒラメのエンガワ天ぷら。
エンガワの天ぷらって初めて食べたよ。
超贅沢!

 


体も休めたし心も満たされたのでラストスパートへ。


多々羅大橋を渡ると瀬戸田港のある生口島へ。
スマホのナビを頼りに進んでいるが、
途中ナビがおかしくなって、山の展望台まで登らされたりして迷う(^^;

 


そうこうしているうちにゴールの瀬戸田港に到着。
時間は15時過ぎ。
9時に出発しているから6時間ぐらい。


自転車の計測が正確ならば走った距離は55.9km。

実は15時のフェリーに乗る予定だったが、
過ぎてしまったのでバスで尾道へ。
(フェリーは2時間に一本しか無かった)

予約していた居酒屋にはギリギリ間に合ったぜ・・。

 

今まで色々な土地でレンタルサイクルに乗ってきたが、
ベストに近い気持ちいいコースだった。
ここまで自転車用に整備されている場所も珍しい。
サイクリング好きは一度は体験すべき案件。