和のあかり×百段階段

目黒にあるホテル雅叙園東京で開催されている
「和のあかり×百段階段」に行ってきたぜ。

 

百段階段とは、ホテル雅叙園東京の前身である目黒雅叙園3号館にあたり、
1935年に立てられた木造建築だ。


99段の階段式廊下に宴が行われていた7つの間が並んでおり、
装飾が破格の豪華さで、昭和の竜宮城と呼ばれていた。
2009年には東京都の有形文化財に指定されている。
現在は企画展などが開催されており、
展示物とともにその奇跡的な装飾の数々を拝む事ができる。


今回の「和のあかり」展は名前の通り、
“あかり”によって彩られる創作物が
百鬼夜行」のストーリーに沿って展示されている。
外の明かりは遮断されているので、早い時間でもその光と闇を体感できるぜ。



部屋に入るたびに広がるその異空間を体全体で受け止めていく。


圧巻の幻想ワールドだった。
ただでさえ常世離れしたこの場所に現代アートの極みが集まっているのだから、
そりゃあ脳汁が湧き出るのも致し方ないぜ。
何か創作がしたくてたまらなくなったぜ。
とても価値のある展示会であった。

開催は9月24日まで。