ボディ・チェンジャー
ジャンル：ＳＦホラー
上映時間：92分
1989年アメリカ映画(劇場未公開)
監督：ジョン・マクノートン
出演：レイ・ドーン・チョン
宇宙の犯罪者に課せられた刑は、遺伝子の組み換えで人間にすること。
その犯罪者は、人間の姿で地球に放り出される。
なんだかこの犯罪者。時間が経過すると苦しみ出し、体が水脹れになっていく。
拒絶反応か？
近くにいる人間の頭をもぎ取り、自分のボディにくっつけると直るらしい。
なるほど、このようにして人間の頭狩りをしていくホラー映画なのか…。
と思いきや、このエイリアン。意外にも普段は人間に危害を加えない。
スラム街で出会った黒人のホームレスと仲良くなると、
彼の行動を真似て人間の行動を学ぼうとする彼の姿が…。
このシーンがなんともユーモラスだ。
そうか、この映画は導入部こそホラー調だが、
実は人間と異星人とのコミュニケーションを題材にしたハートフル・コメディなのか！
黒人と異性人のコンビに俺様のハートが温かくなった頃に、
あっさりと黒人の首を引き千切るエイリアン。
なんなんだよ！
一方、精神的に病んでいる本作の主人公である女刑事。
彼女に撃たれて逮捕される凶悪犯罪者。
次に首狩り事件を担当する事になった彼女だったが、
その間に病院を脱走してしまう凶悪犯罪者。
そうか！この凶悪犯罪者とエイリアンが接点をもって最凶の存在になるのだな！
凶悪犯罪者は深夜に彼女の部屋に侵入。
ナイフで襲い掛かろうとする所であっさり射殺されました。
凶悪犯罪者…話の筋と何も関係無かったよ…。
一方、エイリアンは頭を『医者』『犬』と変えていく。
さすがに犬になると誰でも化け物とわかるので射殺される。
鑑識に運ばれたエイリアン。だが例によって鑑識官の頭を貰って復活。
そこへ女刑事登場。
ふう…前振りが長かったが、
ここから主人公の女刑事とエイリアンとのバトルが始まるのだな！
と、思いきやエイリアンあっさり射殺。
「まだ死んでないわ！」という彼女だが、ＦＢＩは「もう死んだ」と主張。
遺体を運ぶ車の中で運転手を襲うエイリアン。
盛り上がってまいりました！
いよいよクライマックスへの準備が整ったぞ！！
エンディングロールが始まりました…。
事件、解決しろよ…。
警戒レベル：
