群馬県の太田市周辺を散歩してきた。
太田駅から東武桐生線に乗って藪塚という駅で下車。
そこから歩いて「三日月村」というところへ向かう。
このあたりは“かかしの里”らしいよ。
そんなかかしを抜けて進むと草の生い茂った入り口が。
階段を登って進む。
だんだん道が狭くなってくる。
やっと入り口か?
と思いきやまだ誰もいない・・。
ずい道を抜けろと。
ずい道を潜るとやがて地上へ出る。
そこを抜けるとやっと三日月村へ入る。
なにやらタイムスリップした気がする。
ここは江戸時代か?
屋内にお姉さんがいたが、話しかけても答えてくれない。
おっと、むこうにも人がいるぞ。
2階からこちらを向いてニタニタしているだけで、こちらの人も無言だ。
どうなってるんだこの村は!?
逃げるように先に進むと見知った人が現れた!
紋次郎?木枯らし紋次郎じゃないか!
そうだった。ここは「木枯し紋次郎」の舞台、
上州新田郡(ごおり)三日月村を再現したテーマパークだったのだ!
な~んだ。
あっしには関わりのねぇことだわ。
村を抜けるとテーマパークにはつきもののアトラクションが3つある。
「不可思議土蔵」「怪異現洞」「絡繰屋敷」がそうだ。
せっかくだから体験してみる。
まずは「不可思議土蔵」から。
何の変哲もない土蔵に入ると頭がクラクラしてきた。
そして体の平衡感覚が無くなりヨロける。
なんじゃこりゃーーーっ!!
確かに不可思議だ・・。
にしてもこの三日月村は蜘蛛が多い。
導線に蜘蛛の巣がめちゃめちゃ張られており、
油断すると顔に蜘蛛の巣が・・。
そんなときに事件が起こった。3回目に蜘蛛の巣が引っかかったとき、
口の中に蜘蛛が入った!
ウゲェーーーーーッッッ!!!
喉の奥に入りそうになったので必死で吐く俺様。
まるで楳図かずおの漫画だぜ・・。
この喉の感触は一生忘れないであろう・・(T_T)
続いて「怪異現洞」へ。
地下へと進む洞窟。
ときおり隠し通路があったりして、まるでRPGの世界に入ったかのようだ。
思わせぶりな歌声が聞こえてくるなどあったが、
特に何事もなく出口へ。(^^;
まあ雰囲気は良かったw
最後に「絡繰屋敷」。
こちらは体験中は撮影禁止。
こちらは複数の和室に分かれた屋敷で、
それぞれ次の和室へ行くにはカラクリを解かなければならない。
係のオバちゃんがナビゲートしてくれる。
実際の忍者屋敷で使われていた仕組みを再現しているらしく、
それぞれの仕掛けは関心するものが多くて面白かった。
(撮影禁止なのはネタバレしちゃうとつまらなくなるからだろう)
三日月村を出ると、隣には「ジャパン・スネークセンター」なる施設がある。
こちらも行ってみた。
こちらは蛇専門の展示施設だ。
いくつかの温室に分けらてれ様々な蛇を観察できる。
といっても蛇は捕虫類なので、ほとんどジッと動かないから地味だけど(^^;
これらの中には違法飼育されていたものを引き取ったものもいるらしい。
面白かったのはシマヘビ展示。
なんだか普通の裏庭みたいな屋外に無数のシマヘビを放し飼い(^^;
まわりはコンクリートの低い壁に囲まれているが、
コンクリートは登ってこれないものだろうか?
採毒場という施設では、毒蛇の毒を採取する模様を間近で見られる。
採毒人のお兄さんによると、
今日出勤するときに5匹ほどの野良毒蛇を目撃したそうだ。
エンカウント率高いwww
牙をひっかけるとタラタラと毒液がコップに溜まっていった。
蛇使い棒みたいなので毒蛇を制御していたが、
こんな風に登ってきたら、俺様だったらパニックで棒を投げ捨てるぜ(爆)。
最後は蛇ちゃんをナデナデ。
ツルツルと良い感触だったぜ~。
たくさんのヘビ達に感情移入しておいて・・
ヘビ料理というのはちょっと・・・
太田市散歩は翌日も続く。