ファングッズの限界

長年、自分の好きなもののグッズを嗜好していると、
購入したあとの傾向が見えてくる。
いくらそのキャラやアイテムが魅力的でも、
自分のライフスタイルに合わないと手に余る。
物置で化石となるか、部屋が散らかるだけの異物になってしまう。
肝の座ったコレクターだとそうならないように専用の部屋を用意したり、
ミュージアムを運営したりするわけだが、
ほとんどの人は資金的な壁や環境的な壁にぶつかるだろう。
おそらくは自分のパーソナルスペースを前提として、
優先度の低いものから処分していくのが正しいんだろうなと思う。
どうせ人生の第二ステージには持っていけないんだからさ。
 
ハードオフなどで
「明らかに誰かがコレクションしていたお宝」が
大量陳列されているのを発見すると、
コレクター本人はお亡くなりになって、
それに思い入れのない親族が一斉処分したんだろうなと思うと、
切ない気分になるのは俺様だけだろうか?