わが青春のPCエンジン(13)「はなたーかだか!?」


はなたーかだか!?
(タイトー)
1991年8月9日/横シューティング/7200円

ガールフレンドのイナリちゃんを拉致されてしまったキツネのコン太。

コン太は鞍馬山の天狗に助けを求める。
コン太に変わってイナリちゃん救出に向かう天狗だった。
 
全6ステージの横スクロールシューティング。
十字ボタンで自機の天狗を操作、
ショットボタンとサブウエポンボタンを使い分けて進む。
ショットは押しっぱなしで強力なタメショットが撃てる。
タメショットの内容はアイテム取得へ変わる。
サブウエポンもアイテム取得で変更出来るのだが、
こちらは弾数が決まっている上にたいして強力でないものばかり。
また、これを使わないと通過出来ない場面もほとんど無かったので、
基本はタメショットを撃ち続けながら避けを頑張るプレイになる。
(『R−TYPE』のプレイ感覚に似てる)
天狗はパワーアップすると大きさが2段階変化。
大きいほど強力ではあるが、アタリもデカくなるので避けが難しくなる。
とはいえ、攻撃は最大の防御なので、デカさを維持して進む方が有利である。
特に最大サイズだとタメショットが広範囲になるので気持ち良し。
シューティングとしてのデキはなかなか高い。
後半は当然難易度は上がっていくものの、理不尽な殺され方はあまり感じなかった。
 
ゲームの雰囲気が全体的に「パロディウスだ!」である。
パロディキャラが満載で、絵の質も良いので楽しげだ。
でも今やったら絶対怒られるそのまんまのキャラが多い。
例えば・・

ブッチャー。

ジェイソン。

フレディ。

ゴジラ

坂上二郎
なんで?
なんでラスボスのチョイスが坂上二郎なの!?

ステージでお札を集めると(禁)マークが完成していく。
1枚はボスを倒すと手に入るのだが、
もう1枚は各ステージの隠れエリアを発見しなくてはならない。
今回のプレイでは2枚のお札を見逃してしまった。
エンディングが見れないとかだったら嫌だなと思いつつ進めると、
その仕掛けはこうだった。

エンディング画像が取れなかったお札の部分だけ隠れてしまう。
なるほどなぁ〜。
ちなみに本作にスタッフロールは無かった。
良く出来たゲームだから作った人の名前ぐらい拝みたかったぜ。

ちなみにコンティニューは無限。
また、ゲームオーバー画面のパスワードをメモしておくと後日そのステージから開始できる。