バカ映画大研究(71)「キラークラウン」


キラークラウン
ジャンル:SFホラー
上映時間:87分
1987年
監督:スティーヴン・キオド
出演:グラント・クレイマー
日本劇場未公開

ドライブシアターに集まるカップル達。
そこにクラウン印のアイスクリーム売り兄弟がやってくるが
「邪魔だ」と追い返される。
カップルがいちゃついているところに空から何かが落下。
落下地点にはなぜかサーカステントが建っている。
そのサーカステントは空から飛来した宇宙船だった!
そしてクラウンの姿をした異星人は、地球人を捕えて綿菓子に変えていたのだった!
それを目撃してしまったカップルがクラウン達に追われながらも警察署へと逃げる。
そこでクラウンは一言。
「町へ出よう」
しゃべれるんかいっ!w
クラウン達は町の人達におどけて近づき、光線銃で次々と綿菓子に変えていく。
ときにはバイカーにアッパーを食らわせて首を飛ばしたりもするお茶目なクラウン。
警察に次々と通報の電話が入るが、全く信用せず動かないw
ボンクラ警察w
しまいには「オレを舐めるなよ」と電話に出なくなるww
主人公のマイク(最初に通報したカップルの男の方)と一緒に
現場を調べに行った警察官も半信半疑。
だが署に戻ると同僚がクラウンに殺されていた。
発砲しても効かない!と思いきや鼻を撃ったら倒せたw
そんなわかりやすいところに弱点がww
恋人も誘拐されたマイクは、警察官やアイスクリーム兄弟と一緒に遊園地へ。
「クラウンの行きそうなところは遊園地だ」という適当な推理だ。
当たってたけどw
「なぜ宇宙人がクラウンの姿をしているんだ」という疑問に
「大昔に奴らは地球に来ていたのかも知れない、それがサーカスで取り入れられた!」
逆転の発想、アタマ良いー(棒読み)。
彼女を救出して宇宙船の中を逃げる。内装が凄い安いw
脱出しようとするが警察官が
「綿あめの中の人は生きているかも知れない。見捨てて逃げられない」と躊躇。
そうこうしているうちにキラークラウン達に囲まれる。
そこへアイスクリーム兄弟が車で壁を突き破って突っ込んでくる。
その車で逃げようとすると、身長3mぐらいのボスクラウン登場。
車は投げ飛ばされて大爆発。
警察官は掴まれて危機一髪となるが、
胸のバッチで鼻をツツクとグルグル回って宇宙船ごと大爆発。
めでたしめでたし。
あれ?綿あめの中の人達も爆発で全滅!?

 

「この映画よりさらに前の50年代のSFホラーをパロディにした映画」
って話もあるけど、
1987年という年代を考えると“本気で作ったバカ映画”に思えなくもない。
侵略サスペンスの設定だが、恐怖やゴアシーンを演出する気はまるでなく、
「そんなわけないだろう」とツッコミを入れながら
着ぐるみクラウンのパフォーマンスを楽しむ映画だ。

日本では劇場未公開のビデオスルー映画だが、本国ではカルトな人気があるらしく、
「Killer Klowns From Outer Space: The Game」という
非対称マルチ対戦ゲームとしてPCゲーム化されている。
着ぐるみのトホホなキラークラウン達がリッチなCGで動き回ってるのは必見だw