ネオジオは100メガショックの夢を見るか?(44)「ワールドヒーローズ2」

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ワールドヒーローズ
(ADK)
1993.6.4発売/28000円/格闘
史上最強のバトル、今新たに!!

 

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体を覆うようなデカい仮面をつけた“マッドマン”や、
柔道の田村亮子をモデルにした“リョウコ”などのコミカルなキャラクターが増えて
さらにスケールの大きなゲームとなったシリーズ第2弾。

 

選択キャラクターは6体増え、前作からリストラされたキャラクターは無し。
計14キャラを選択でき、同キャラ対戦も可能となっている。

「永久コンボ」「投げ返し」などが組み込まれており、
ボタンタイミングを覚えたプレイヤーと素人プレイヤーでは
まったく勝負にならないゲームになっている。
「投げ返し」は相手に投げ技を仕掛けられた瞬間に投げコマンドを入れると、
逆に仕掛けた相手を投げる事ができる。
さらに投げ返しも投げ返す事ができ、最大6回まで返し合える。
また相手の飛び道具をギリギリでガードすると飛び道具を跳ね返す仕組みもあり、
これらの操作をマスターするのは必須である。

 

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前作同様に通常モードかデスマッチモードを選んで順番に相手を倒していく。
デスマッチモードは共通の体力バーでシーソーのようにゲージが移動する方式だ。
10戦勝ち抜くとボスキャラの「ネオギガス」「DIO」と戦い、
勝利するとエンディング。

キャラクターは面白いものが増えたと思うが、
そのぶんでパワーバランスの調整が苦戦している感じだ。
それにしても“マッドマン”は、
格闘ゲーム史上でいまだにインパクトのある傑作キャラだと思うな。

ちなみに本作からアルファ電子のソフトは「ADK」名義となっている。

 

 

【選択キャラクター一覧】

 

f:id:g16:20210408085102p:plainハンゾウ
前作では同性能だったハンゾウとフウマだったが、
今作からハンゾウはパワー系に再調整された。

f:id:g16:20210408085112p:plainフウマ
前作では同性能だったハンゾウとフウマだったが、
今作からフウマはスピード系に再調整された。

f:id:g16:20210408085124p:plainドラゴン

f:id:g16:20210408085140p:plainラスプーチン

f:id:g16:20210408085151p:plainブロッケン
前作と変わらず、俺様はブロッケンを使っていた。

f:id:g16:20210408085210p:plainJ.カーン

f:id:g16:20210408085223p:plainジャンヌ

f:id:g16:20210408085238p:plainマッスルパワー

f:id:g16:20210408085249p:plainキャプテンキッド
新規参戦の海賊キャラ。飛び道具が波や船の形をしているw

f:id:g16:20210408085258p:plainリョウコ
新規参戦の女子柔道家
田村亮子がモデルだけど、浦沢直樹の漫画「YAWARA」の主人公・猪熊柔の方が近い。
道家なので投げが得意なキャラで、
一本背負いで投げた直後で空中でもう一度投げる・・といった投げコンボが印象深い。

f:id:g16:20210408085311p:plainマッドマン
新規参戦のパプアニューギニアの戦士。
巨大な仮面の下は美少年。しゃべり口調は「~ざます」。
仮面は盾にもなる。飛び道具は妖精w
ゲームのCMにも起用された。

f:id:g16:20210408085322p:plainエリック
新規参戦のバイキング。

f:id:g16:20210408085335p:plainシュラ
新規参戦のムエタイ戦士。
個性の塊のような本作のキャラクターの中で普通のムエタイ戦士は今更感ある(^^;

f:id:g16:20210408085344p:plainジョニー・マキシマム
新規参戦のアメフト選手。
歴史上の英雄を集めた格闘技大会に球技の選手が選ばれるとはな!w

 


PRODUCER
KENJI SAWATARI

PLANNER
KENJI SAWATARI
YOKOO

DIRECTOR
AKIRA USHIZAWA

ASSISTANT DIRECTOR
SHO(Y,ONO)

MAIN PROGRAMMER
TAT.MST
MARBO(TOSHI)
WIZARD NOGUP

SYSTEM PROGRAMMER
EIJI FUKATSU
MAKIO CHIBA
E CHAN

SOUND PROGRAMMER
MAKIO CHIBA

CHARACTER MAKER
RYU HIROYUKI

CHARACTER DESIGNER
K.HAKAMATA
TAKASHI HATONO
SHINJI MORIYAMA
HIDEYUKI YAMADA
YOSHIAKI ONO
MUNEKI SHIRAISHI
YOKOO
HIDEMI NAGATOMO
HIROYUKI TODA
ATSUSHI KOBAYASHI
GIGAS(R.NAKAJIMA)

SCROLL DESIGNER
KENICHI SAKANISHI
TAKASHI EGASHIRA
MITSUNARI ISHIDA
KATSUE MATSUZAKI
RIE MORI
HIDEYUKI KUSANO
YASUYUKI SOHARA

DEMO DESIGNER
RIE MORI
K.FUJITA
MASATO MITSUYA

MISIC AND S.E COMPOSER
HIDEKI YAMAMOTO
HIROAKI SHIMIZU
YUKA WATANABE

VOICE CAST
MICHIO OOTANI(TAKE)
SHINJI MIURA(TAKE)
HITOSHI SOGABE(TAKE)
AKIHOKO KAWAMOTO(TAKE)
SANAE SAITOH(TAKE)
SHOUZOU NANANO(TAKE)
KENJI TAKADA(TAKE)
KIMIHIKO SAKUMA(TAKE)
YOSHIYUKI TSUKADA(TAKE)
MARI KAMIMURA(TAKE)
MASATO MITSUYA(GEKIDAN ADK)
YUKA WATANABE(GEKIDAN ADK)
GIGAS(GEKIDAN ADK)
YOSHIKI ONO(GEKIDAN ADK)
TAKASHI HATONO(GEKIDAN ADK)
SPECIAL GUEST
KOJI.T.SHIMIZU

SPECIAL THANKS
YUKIO GOTOH
SHINICHI TAMURA
HIDEO KAMODA
TERUAKI SHIRASAWA
AKIRA IIDAKA
TOMOKO OOHIRA

GRAPHIC ADVISER
TSUTOMU MARUYAMA

EXECUTIVE PRODUCER
KAZUO ARAI

PRESENTED BY
ADK