きみとぼくと立体。


きみとぼくと立体。
発売元:任天堂
発売日:2009.03.26
1000ポイント

ゲーム業界から離れていた飯野賢治の復帰作。
キューブ状の立体の上に2人1組のニンゲを投げる。
ニンゲの投げる位置によってキューブのバランスが変化する。
ニンゲが落ちないように
規定人数を満たすというパズルゲーム。
物理演算を使ったFLASHゲームで
最近よく見るパターンを、
Wiiっぽい感じに再構成したような感じ。
一応はパズルなのだが、投げたニンゲが勝手に動くので、
あまりストイックに理詰めしていくゲームには
なっていない気がする。
それだけに大味感が漂い、熱中度が低い。
たくさんステージが用意されているが、
途中で飽きてしまった。
それと、置きたい場所が選べる視点の中に
無かったりする不具合あり。
制限時間との勝負なのでこれはストレスがたまる。
Wiiリモコンに入っているニンゲを
画面に投げるという演出を、
音で表現したところはなかなか良かったな。
しかしながらこれで1000円は高い。
もともとシンプルなゲームなのだから、
もっと要素をそぎ落としてでも
安くすべきだったんじゃないだろうか?