ジャッキー・チェン烈伝「1911」


911
2011年制作
中国(東映)
[原題]辛亥革命
[英題]1911
総監督:ジャッキー・チェン
監督:チャン・リー
脚本:ワン・シントン、チェン・バオグァン
上映時間:122分
日本公開日:2011年11月5日
出演:ジャッキー・チェン(黄興役)、リー・ビンビン(徐宗漢役)、
ウィンストン・チャオ(孫文役)、ジョアン・チェン(隆裕皇太后役)、
ジェイシー・チェン(張振武役)、フー・ゴー(林覚民役)、ニン・チン(秋瑾役)、
スン・チュン(袁世凱役)、ジャン・ウー(黎元洪役)、ユィ・シャオチュン(汪兆銘役)

製作年度のジャッキー年齢:57歳頃

20世紀初頭。
弱体化した清王朝は列強諸国の支配を許し、中国は革命の火が燻り初めていた。
そんな中で孫文と黄興は出会い、革命へと身を投じていく。

孫文辛亥革命を淡々と語っていく。
エンターテイメント性は皆無。
事実をもとに作られているにしても、
もっとドラマティックな脚色が欲しいところ。
辛亥革命の詳細はあまり馴染みが無いと思うが、
前知識がある前提で作られているので、日本人には厳しい内容だと思う。
ジャッキーの出演がなければ日本公開も難しかっただろう。

そんなジャッキーだが、重要な役割で出演しているものの、
ジャッキーの魅力を活かしているかといえば否である。
申し訳程度にアクションシーンがあるけど、
あれが何を示しているシーンかは理解できなかった。

本作はジャッキー映画出演100本目との触れ込み。