俺様には20年ほど前から続けているチャレンジがある。
題して「日本全国地酒旅制覇」だ。
48都道府県、どこでも土地ごとに特色のある地酒が作られている。
そしてその地酒と最も相性の良いツマミが土地の料理だ。
料理が先か、酒が先かはわからないが、
そのどちらかに合わせて開発されているはずだし、
同じ水や気候で出来た食材ほどその効果は高い。
ならば全ての都道府県でそれらを味わってみたいと思うのが道理であろう。
これまで達成したのは、
北海道、青森県、秋田県、岩手県、山形県、宮城県、新潟県、福島県、
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県、
長野県、富山県、石川県、静岡県、愛知県、岐阜県、京都府、大阪府、
奈良県、和歌山県、兵庫県、広島県、香川県、徳島県、福井県、
愛媛県、高知県、福岡県、宮崎県、沖縄県。
残り11県である。
さて、次なる37箇所目となる目的地は「鳥取県」である。

まず姫路駅まで行き、そこから特急に乗り換える。

姫路駅では書道部女子の皆さんがパフォーマンスを披露していた。
アオハルだなあ。

こちら鳥取へ向かう特急。






なにかこの旅、事件が起きそうな気がしてならないw

鳥取に来た一番の目的はココ。
鳥取砂丘の近くにある「砂の美術館」。
圧巻の巨大な砂のアート作品が人生観変えるほどの衝撃を与えてくれるという。
いざ!砂の美術館へ!

ウソだろっ!(T . T)
どうやら砂の美術館は、定期的に作品を入れ替えているらしく、
今は次の作品を造形中で、4月23日まで休館らしい・・。
7時間かけてここまて来たのに・・。
砂の城は潮が満ちれば壊れてく~って言うけど・・。orz
いやいや、ここで心を折るわけにはいかない。


砂の美術館前にある案内所で少しだけ砂像が展示されていたので、
これで砂像を見た事にする(^◇^;)

砂丘だよ、砂丘。砂丘が見てからが本番ですよ。



凄い・・。
こんなにダイナミックだとは思わなかった・・。
こんなに大量の砂に囲まれた事無かったわ。
砂はサラサラで体にまとわりつく事もなく、まるで粉雪。
足を一歩出すたびに沈んだ足を優しく包む。



砂丘にはこんな水たまりもある。
まるで砂漠のオアシス。



そして急角度の坂を登っていく。
もの凄い急なのだが、写真だと伝わらないだろうなあ。



丘に登るとその向こうは海。
なーんか少しだけ人生観変わった気がした。


さて、この急坂をどう帰るか。

地元の達人や子供は全力ダッシュで駆け降りていく。
俺様も意を決してダッシュかまそうと思った瞬間。
イキってダッシュした大学生が
頭から突っ込んでゴロゴロ転がって落ちていくのを見る。
・・走るのはやめておこうw
いやしかし、この感じを知ってたらソリを持ってくると楽しいと思う。
ソリのレンタルとかしてたらいいのに。
(あとで調べたら体験スクールみたいなのはあるけど安価のレンタルは無いみたい)

ラクダの写真撮れたりするスポットはあったけど。

あと「ラクダのうんち」も売ってたw

次にやってきたのは「白兎神社」だ。



"因幡の白兎”って有名な話の舞台がコチラ。

物語が記されているのは「古事記」。
古代のこのあたりは因幡と言った。

こちらが主人公の白うさぎ。

事件が起きたのはこちら「淤岐ノ島(おきのしま)」。
白うさぎはここにいた。
白うさぎは本土へと渡りたかった。

そこで白うさぎはサメ達を騙して、その頭の上を跳んで渡る事を思いつく。
ところが本土の海岸に辿り着く前に
「実は君達を騙してたんだ」とバラしてしまった白うさぎ(^^;
サメにキレられて皮を剥がされてしまう。
海岸に打ち上げられた瀕死の白うさぎ。
そこへ通りかかった意地悪な八十神は、
「海水を浴びて風に当たれ」と嘘の治療法を教える。
それを信じて実行した白うさぎは体ヒリヒリ!なんてこったい!

そこへやってきたのは大国主命(おおくにぬしのみこと)。
大国主命とは日本の国土を整え、人々が暮らせるようにしたとされる国造りの神。
出雲大社で祀られており、恋愛・人間関係・仕事など
「縁」を結ぶ神としても有名だが、医療・農耕・商業の守護神でもある。
まとめるとハイパーマルチクリエイターだ。

大国主命は、
「真水で体を洗い、蒲(がま)の穂の上で転がりなさい」と正しい治療法を教える。
白うさぎは無事に回復し、
「次はあなたこそが八上比売(やがみひめ)と結ばれるでしょう」
と予言するのだった。

八上比売は因幡の国の美しい姫で、
八十神らをはじめとして多くの男子から求婚されていたマドンナ。

多くの求婚者がいる中で、八上比売が選んだのは権力や力のある兄神ではなく、
優しさと誠実さを持つ大国主命だったのである。
ただ傷ついた白うさぎに治療法を教えただけじゃないか?
と思われるかも知れないが、
そういった「困っている者は助けるべき」というのが当たり前と思える日本人の感覚。
そういうものがこういったエピソードから育まれていた事が伺い知れる。
鳥取の旅はまだ続く・・