新宿立食いそば調査

日本で最も人が集まる街は「新宿」と言われている。
新宿駅で 1日の乗降客数は約350万人で、世界一の駅としてギネス認定されている。
人が行き来する場所で必要なものは何か?
そうだ。立ち食いそば屋である。
安価で食べられ、短い時間で食べ終えられる。
先を急ぐ人間の補給基地として有効な場所、それが立ち食いそば屋なのである。
そんな新宿の立ち食いそば屋を調査してみた。
ちなみに近年では蕎麦ファンの高齢化ゆえか、
立ち食い蕎麦屋といいつつ、椅子席がメインの店が多い。
なのでここで取り上げる店は立食であるかどうかに関わらず、
「スタンド蕎麦」スタイルの低価格店舗を選択している。

 


①かのや 新宿東南口店


店の看板にでっかく「讃岐うどん」と書かれているが、
「本当に讃岐なのかよ」と疑いの思いを抱きつつ、俺様は蕎麦目当て。
この店はげそ天が名物らしい。
そこで「げそ天そば」(550円)に「生たまご」(60円)を追加して注文。


スープは鰹出汁ベースの濃口関東風。
げそ天は噛み応えがあり、蕎麦のトッピングとし相性良し。

 

②信州屋 新宿南口店


券売機ではなく店員さんに最初に注文を告げて先払いする流れ。
俺様は「いか天せいろ」(640円)を注文。


蕎麦は喉越しがよく及第点。
だけど天ぷらは揚げ置きしてから時間が経っているみたいでシナっとしていた。
冷たいつゆ蕎麦がメニューにあるのが珍しい。
あとで気づいてそっちにすれば良かったと後悔。


③かめや 新宿店


思い出横丁の狭い通路の途中にある店舗。
“元祖天玉そば”を謳っている店なので、
やはり「天玉そば」(540円)を食べてみる。
店員さんに注文を告げて代金を直接渡す。


大きめのかき揚げと温泉卵がトッピングされているのが天玉そば。
この店は露店なので、冬の外気を感じながらのつゆ蕎麦は美味いなぁ。
それを差し置いてもつゆが美味い蕎麦だ。


④よもだそば 新宿西口店


カレーが有名な立ち食いそば屋。
でも今回は「春菊天そば」(590円)を選択。
「生たまご」(60円)を追加して注文だ。


よもだそばの蕎麦は蕎麦の風味が強くて美味い。
そして春菊天がサクサクと香ばしく、蕎麦にとてもよく合う。いいね!


⑤そばいち イイトルミネ新宿


新宿駅JRの改札内に2024年4月にオープンした「イイトルミネ新宿」。
そこの一画に「そばいち」があるので入ってみた。
今回はイチオシだった「冷やし国産海苔そば」(620円)を注文。


ぶっかけスタイルで上に鰹節と乾燥海苔がたっぷり。
別皿で蒲鉾、ねぎ、わさび。
甘めのツユで食べやすく、海苔も合う。
でも冷やしだとすぐ食べ終わって量の少なさも際立つ。
ちょっと盛り足りないかなあ。


⑥そば処 新和そば


新宿西口、東急百貨店口の地下へ降りるとすぐ目の前にあるスタンドそば。
この日は火曜で大盛り無料!


ごぼう天そばを食べたかったが売り切れだったので
「玉ねぎ天そば(温)」(490円)に「生たまご」(60円)追加した。
“そばorうどん”と“温かいor冷たい”が選べる。
またほとんどの人が「ねぎ多めにして」と頼んでいた。


そばは昔ながらのぼそぼそ麺だけど、
安価で大盛も無料だったのでコスパ良く満腹になった。


小諸そば 新宿南口店


小諸そばってその日勤務している店員さんに段位ついてるのなw
今回はかき揚げそば」(520円)に「生たまご」(50円)つけて注文。


蕎麦はやわらかめの茹で加減。
かき揚げは小さめだけどスープに溶かすと美味い。


卓上に「ゆず七味」かあるのが好ポイント。
多めにかけるとスープからゆずの香りが立ち上がって良き。

 


さて、この特集を組んだとき事前に新宿周辺の立ち食い蕎麦屋を調査したわけだが、
「ここは美味い」とネット上でコメントされている店は
8割方すでに新宿を撤退していた。
小田急新宿駅のランドマーク的な存在だった「箱根そば本陣」などもその一つだ。
再開発進む新宿において、
安くて美味い庶民の味方である「立ち食い蕎麦屋」は
厳しい商売なのかも知れない・・。

がんばれ立ち食いそば!
座ったっていい!