アーケードゲーム一期一会(19)「スクランブル・エッグ」


スクランブル・エッグ
テクノスジャパン
1983年

 


この時期、頻繁にゲーセンに通っていた俺様だったが、
このタイトルには出会っていなかったなぁ。
テクノスジャパンの設立は1981年12月。
データイーストから独立した瀧邦夫さんを含む3人のスタッフで
「ミンキー・モンキー」というアーケードゲームでデビュー。
1983年には本作「スクランブル・エッグ」の他に
「ドミー」「ゼロイゼ」「ザ・ビッグプロレスリング」
といったタイトルが確認されている。

 


1画面固定タイプのアクションゲーム。
BOSS=HEROという謎の生物(もしくはロボット?)が主人公。
スティックで4方向に移動。
スティックを4方向にちゃんと倒さないと引っかかったりして操作に難あり。
卵と隣接してその方向とアタックボタンを押すと卵を蹴る。
卵の無い方向を向いてアタックボタンを押すと目玉を飛ばす。
卵は3回蹴るとヒヨコになり、ヒヨコを蹴ると画面外へ逃がす事になる。
全てのヒヨコを逃がす事が出来るとステージクリアだ。


卵は蹴ると壁まで吹っ飛んで跳ね返り、元の位置に戻る特性がある。
この特性を使って一度のキックで複数の卵を連鎖させる事が可能だ。
また、移動中の卵に敵を当てる事で敵の動きを一時的に止める事が出来る。
卵を蹴ったあとは、
連動した卵を含む全てが動きを止めるまで次の卵を蹴る事は出来ない。


敵は5種類いて、大別すると4種類のスキヤキブラザーズと、
1種類のツナヘッドに分けられる。
スキヤキブラザーズは各ステージに2匹出現する。
こいつが厄介なのはヒビの入った卵を修復してしまうこと。
さらには孵ったヒヨコを青いヒヨコに変えてしまう。(救出ポイント半減)

スキヤキブラザーズは目玉を当てると動きを止める事が出来る。
ツナヘッドはパックマンを悪魔化したような見た目で、
俺様は“邪悪パックマン”と呼んでいたw
こいつには目玉攻撃は効かないので、近づいてきたら卵を当てるしかない。


各ステージに1つ赤いヒヨコが生まれる卵がある。
赤いヒヨコはステージを動き回り敵を吹き飛ばす能力がある。


さらに赤いヒヨコを蹴るとニワトリに変化。
ニワトリは敵を吹き飛ばすだけでなく卵にヒビを入れてくれる。

赤いヒヨコを最後に孵化させると10000点入るので、
スコアアタックを目指しているのならあえて最後に残しておこう。

なお、BOSS=HEROはプレイ時間経過とともにスピードが遅くなっていくので、
敵に追いつかれやすくなっていく。
ヒヨコを救出するとスピードは回復する。

 


▲ステージ1

 


▲ステージ2

 


▲ステージ3

 


▲ステージ4

 


▲ステージ5

 


▲ステージ6

 


▲ステージ7

 


▲ステージ8

全8ステージクリアすると、特にエンディング無くステージ1へとループする。

 

本作はよくわからない世界観やキャラクターによって
迷作の雰囲気を醸し出しているが、
テクノスジャパンタイトルの中でも上位に位置する面白さだ。
その後、くにおくんダブルドラゴンの印象が強くなってしまった事で、
本作のようなタイトルが生まれづらい会社となった。