5人の選手が競い合う障害物競争ゲーム。
コスチュームは色で分かれており、青、赤、緑、黄、黒となっている。
日本版は2人同時プレイまでしか対応しておらず、青と赤がプレイヤーの担当となる。
アジア版は4人同時プレイが可能で、青、赤、緑、黄が担当となる。
黒はCPU専用で、この黒に勝つと次のレースに参加出来る。
コースは1画面に収まっており、周回するように設計されている。
誰かが3周した時点でレース終了で、その瞬間の立ち位置が順位に反映される。
レバーを走る方向に倒し、ランボタンを連打するとランナーが走る。
連打が速ければ有利だが、それよりもインコースを攻めたコース取りが重要である。
また、コースには泳いで進むゾーン、上り坂、下り坂、ダート、ハシゴ、分岐・・
など様々な障害があるので、いかにそれらを速く通過できるかも判断が必要だ。
その点、本作はコースが一画面におさまっているので理にかなっている。
また、右ボタンで「SUPER JUMP」を発動させる事が出来る。
使用回数は限られているが、
これを使うと走り幅跳びのように一気に距離を詰める事が出来る。
ぶっちゃけ1位になるにはこれをどのタイミングで使うかにかかっている。
例えばスピードが落ちる障害をこれで跳び越えるなどは有効だ。
それと同時にかなり気持ちいい。
結果発表画面の演出もキレキレだ。
5人が便器の上に立っていて、便器が上昇。
便器の高さで順位がわかる。
そして脱落した者は便器に流されるのだ!w
生き残れると所持金を使って選手を強化できる。
SUPER JUMPの回数、SKID(小回りの良さ)、
QUICK GET UP(倒れた時の立ち上がりの早さ)、
STRONG BODY(競り合いの強さ)だ。
前述したようにジャンプは最重要なので、
少なくとも3回は跳べるようにしておこう。
ちなにこの強化はキャッシュが多いほどたくさん出来る。
キャッシュは1位の賞金とレース中に落ちているコインを拾う事で増える。
レース中のアイテムはコインの他に以下のようなものがある。
「肉」SUPERJUMPの使用回数+3
「P」一定時間スピードアップ
「カプセル」地震を起こして自分以外を転倒させる
「爆弾」触れると黒焦げになってタイムロス
3回優勝するとチャンピオンになる。
チャンピオンになると自転車を漕いでキャッシュを集める事が出来る
ボーナスゲームにチャレンジだ。
このゲームは全21コース用意されている。
このゲームは脱落してもコンティニューすれば次のレースに参加出来るので、
全てのコースを体験する事は容易だ。
このゲームの魅力の一つは様々なアスレチックコースが次々と現れる事である。
そんな21コースを一気にご紹介しよう。
ステージ1
ステージ2
ステージ3
ステージ4
ステージ5
ステージ6
ステージ7
ステージ8
ステージ9
ステージ10
ステージ11
ステージ12
ステージ13
ステージ14
ステージ15
ステージ16
ステージ17
ステージ18
ステージ19
ステージ20
ステージ21
このあとは最初からループになり、エンディングらしきものは存在しない。
ところでこのゲームを初めてゲーセンで目にした時、海外ゲームかと思っていた。
キャラデザ、異質なゲーム構成、ドット絵の打ち方に至るまで、
日本製のゲームとはあまりにかけ離れたオンリーワンなセンスだったからだ。
実際どうだったのだろう?
コナミが海外に外注で作らせたものじゃないんだろうか?
スタッロールが無い本作では、謎のままである。