今回は京成成田駅の近くにある「寅屋 京成店」にチェックイン。
成田駅周辺には「寅屋」という店は3店舗あり、
「寅屋本店」は普通の居酒屋、
「寅屋 JR店」と「寅屋 京成店」は立ち呑み形式のもつ焼き屋となっている。
初めに「寅屋 JR店」を探したのだが見つからず。
あとで調べたら、MAPアプリで設定されてるピンがデタラメだった。
MAPアプリの店舗情報はアテにしてはいけない。
「寅屋本店」のすぐ裏側にも
立ち呑み形式の「寅屋 京成店」があるのは知っていたので
オープンの15時には店内へと入る事が出来た。
縦長の店内、中央の調理場の周囲にカウンターが設置されている。
案内されるままにカウンターにセットイン。
まずは生ビールからスタート。
この店は焼き物、低温調理物、煮込み、といったものが用意されている。
ほぼ豚肉に特化しており、それ以外だと漬け物ぐらいしか無い。
串ものは焼くのに時間がかかるので最初に3種類注文。
(この店の串は全て2本セットだ)
最初に来たのは「アブラ」だ。
めっちゃジューシー!
これは熱いうちに食べなアカン!
ちなみに塩とタレが選べるが、こちらは「塩」だ。
お次は「ハラミ(塩)」。
ワシワシ食べるほどに溢れ出る旨味!
こちらは「ツル」。
初めて食べたけど、これ膀胱の付け根。希少部位。
初めてだからオススメを聞いたらタレだって言うからそれに従う。
コリコリした食感でタレが沁み入る!
お酒をホッピーセット白に変えた。
ここのホッピーは氷を入れず、凍らせたジョッキに焼酎だけ入れてナカを提供。
確かにこの方が美味いけど、ソトは2杯で終わっちゃうから、
ホッピーとて安く上がらない。
「スジ煮込み」を頼んでみた。
この煮込みも肉が主役!
凄く煮込まれてる。
スジがとろっとろ。
焼きと煮込みってホント全然違う料理だよねえ。
お次は「ワッカ(塩)」。
コリコリ~。ツマミとして最強!
続いて「ナンコツ」。
もっとコリコリ~。
しかしこの店は塩加減が絶妙だなあ。
「ぶどう割り」ってのを頼んでみた。
焼酎ストレートにちょっとだけ赤ワインをブレンドしたもの。
これは立ち呑みらしい飲み物だねえ。
串に戻って「テッポウ(塩)」。
塩味ハンパ無い!
トロトロな舌触りの後に来る旨塩!たまらん!
最後のツマミは低温調理の「サガリブツ」。
噛むほどに旨味が溢れる肉刺しの王道!
満腹になったあとのダラダラ飲みに最適!
わさびも合うなーっ!
サガリブツの相棒に「天羽ハイボール」を注文!
昭和20年代、ウイスキーがまだ庶民には手が出せない高級品だった頃、
焼酎の炭酸割りに天羽乃梅というハイボールの素を加えて
「元祖焼酎ハイボール」として売り出した。
そんなお酒を口にすれば、文明開花の味がする・・なんちて。
いや~、全てのツマミがクリーンヒット。
特に焼きとんは名店級。
ひと串ひと串が感動を呼んだぜ。
これだけ美味いんだから、
もう少し箸休め的なお惣菜があると良かったんだけどねえ。
店を出て東京へと向かう電車を調べると、30分ほど待つ事になりそう。
30分は退屈だなあ。
そうだ!
表参道に角打ちが出来る蔵元直営店があったなあ。
そんなわけで「長命泉 備前雄町 純米吟醸」を一杯。
うん、飲み終わりのデザート酒としての役割を果たしてくれてる。
電車までの有意義な時間を過ごせたぜぇ〜。