飛騨高山の旅。
今回はバスに乗って「平湯温泉」に行ってみた。
山の上の方。
いわゆる奥飛騨なので、やはり町中よりも雪深い。
まずは神社でお詣り。
そしてこの神社のすぐ奥には無人の露天風呂がある。
女湯はすぐ見つかったのだが、
男湯がなかなか見つからず周囲を一周してしまった。
なんとか雪に埋もれた男湯を発見(^^;
脱衣所で裸になって露天風呂に進んでみると・・
なんと俺様以外誰もおらず。
雪見風呂を貸し切り独り占め!
最高過ぎる~♪
小一時間ほど雪の降り注ぐ中をぬるめの湯に浸かり、
この世の天国を味わった俺様。
風呂の隣に立っている合掌造りの小屋で小休止。
ここも風情の塊だぜ・・。
本当はこのあとホテル施設の風呂にも行くつもりだったけど、
ここだけですっかり満喫してしまったので風呂は以上。
こんな贅沢させてもらって料金は300円。
(無人の料金ポストみたいなところに寸志として入れる)
素晴らし過ぎる。
ちょうど昼時だったので、
風呂の場所から歩いて10分ぐらいのところにある「お食事処 あんき屋」へ。
目の前はスキー場で、
ここはレストランというよりスキー客の休憩所みたいなところみたい。
食券を買って呼び出されたら受け取りに行くフードコート的な雰囲気。
そして俺様が注文したのはコチラ。
「飛騨牛バラほうば味噌焼き」だ。
「飛騨牛コロッケ」も追加。
あと「生ビール」な。
飛騨高山と言えば“ほうば味噌焼き”にずっと興味があったが、
旅の終わりギリギリでやっと巡り会えたってわけさ。
ほうばの香りはあんまり感じ無かったけど、
この味噌と飛騨牛を絡めて食べると、また違った飛騨牛が楽しめるなぁ。
味噌文化いいぞ!
飛騨牛コロッケは普通のコロッケ。あえて選ぶ必要無かったな。
名残惜しいので残りの味噌を舐めながらカップ酒で余韻に浸る。
このあとは高山駅に戻ってお土産を買いつつ帰りの電車へ。
日本酒も何本か買ったので行きより荷物が重いぜ。
雪と混雑の影響で電車の到着が遅れ、ホームで待つこと20分。
雪がずっと吹き付けてきて骨髄まで凍りそう・・。
そして乗ってからも遅延は進み、1時間ほど遅れて富山駅に到着。
想定していた新幹線には乗れなかった。
これ指定席を予約してたら相当焦ってた事だろう。
以降の新幹線を調べてみる。
行きと同じく「かがやき」は全席指定で指定席はみんな売り切れ。
だが1時間先の「はくたか」は自由席があるようだ。
この疲れた体でまた立って帰るのは嫌なので「はくたか」まで待つ事にした。
そして1時間後。
自由席に乗り込むと、
金沢方面からやってきた「はくたか」の自由席はほぼ埋まっていた(-_-;
結局、富山から大宮までまた立って帰る事に・・
こ、腰が・・。
朝は天国のような場所にいたのが嘘のような現実世界への帰還であった・・。
-おしまい-