飛騨高山の旅。
今回は「飛騨大鍾乳洞」に行ってみた。
「飛騨大鍾乳洞」へは高山駅隣りにあるバスセンターから行く。
バスでは30分ぐらいで着くが、本数は多くないので予め調べておく事が懸命である。
バス停「鍾乳洞口」を降りると、
道路を渡ったすぐのところで無料のシャトルバスが待っていてくれている。
歩いてでも行けるが、ずっと坂なので乗るべきだろう。
いよいよ鍾乳洞へと突入。
と、その前に。
「最終お手洗い」というパワーワードw
最終って言われると急に膀胱がムズムズしてくる・・w
鍾乳洞の中を巡ると30分ぐらいかかるが、
中にはトレイは無いのでここで出しておこう。
中に入るとダンジョンRPGでしか存在しないような世界が広がる。
幻想的だ・・。
中では解説がずっと流れ続けているが、
それよりもこの幻想的な空間にあったBGMでも流した方が
よりエモいスポットになるように思える。
急に人工的なものがあると思ったら日本酒が保管されていた。
お酒の低温貯蔵に鍾乳洞が適しているのだとか。
ここで飲めたら素敵だったのだが、眺める事しか出来ない。
先へ進もう。
鍾乳洞内でウドが栽培されていた。
こちらも温度・湿度が一定に保たれる鍾乳洞がウド栽培に適しており、
日に当てない事で白くて口当たりの良いウドが育つのだとか。
出口には小さな神社がある。
御神体を撫でると子宝に恵まれるそうだ。
出口を抜けるとお土産コーナーがあるのだが、
そのすぐ横に「氷の渓谷」というスポットがある。
めちゃめちゃキレイで心奪われので、忘れずに眺めていこう。
小腹が空いたので飛騨名物の「みたらし団子」で小休止。
これダンゴというより焼きモチに近い。
外側は醤油が焦げてパリッとしてるけど、中身はやわやわ。
美味いなぁ~。
普段よく食べる甘辛のみたらし団子とは根本的に違うものだな。
ここ飛騨大鍾乳洞は「恋人の聖地」らしいので、
カップルで来たらこの鐘を鳴らしていこう。
それにしても全国どこに行っても「恋人の聖地」あるよなー(爆)
鍾乳洞入口付近には「日本一宿儺鍋」が展示されている。
日本書紀に登場する一つの体に顔が二つ、手と脚が四本、体長3mの両面宿儺。
飛騨ではそんな両面宿儺が民を守ったという伝説があり、
民が両面宿儺に鍋を振る舞った際に直径6メートルの鍋が使われたとされている。
さて、鍾乳洞を堪能したので高山駅付近へバスで戻る。
飛騨高山と言えばやはり一番有名な食べ物は「飛騨牛」だろう。
ブランド牛なのでA5ランクともなると高くてなかなか手が出ないのだが、
一口ぐらいはその幸せを味わいたい。
そこでこちら「飛騨こって牛」さんで“飛騨牛にぎり寿司”ってわけだ。
俺様は二貫1000円の「飛騨牛トロさしにぎり」と二貫800円の「飛騨牛 軍艦」を購入。
この店は商品すべて飛騨牛のA5肉を使っている事を名言している。
4貫で1800円と言うと高く感じるが、
A5の飛騨牛をステーキや焼肉で食べようと思ったら1万越えする。
それを4口だけでも味わえると思えばリーズナブルである。
飛騨牛寿司はこの近辺の色々な店舗で提供しているが、
軍艦(しかも黄身がのってる)になっているのはここしか無かったと思う。
ユッケっぽくて美味いなぁ。
そして「飛騨牛トロさしにぎり」はもう大トロレベル。
口の中に上質の脂が広がって美味過ぎ謙信!
そこから徒歩で「飛騨の里」という場所へ向かう。
「飛騨の里」へはバスで行けば10分かからないのだが、
バスが1時間に1本ぐらいしかなく、徒歩で行った方が時間の無駄が無い。
ここは合掌造りなど飛騨地方の特色ある農山村の民家が移築復元され、
昔の風景を再現した野外博物館である。
合掌造りで有名な白川郷へは、高山駅からバスで50kmの場所にあるが、
そこまで行ってしまうとそれだけで一日が終わってしまう。
ここだったら、高山駅を拠点に短時間で合掌造りなどを確認できるってわけだ。
合掌造りの内部構造も確認できた。
日本が生み出した和風ロフトってところだなw