親知らず抜いた話

一週間前、俺様は親知らずを抜いてきた。
親知らずは誰でも生えてるものらしいけど、
その生え方も時間による変化も十人十色。
ずっと歯茎の下に埋もれている人もいれば、
今回の俺様のように中途半端に歯茎を押しのけて顔を見せてくるヤツもいる。
ここで本邦初公開。
俺様の歯並びをご紹介しよう。

左右の横から生えているのが親知らずである。
そうだ。
俺様の親知らずは通常の歯の向きとは90度違う角度で生えているのである。
まず通常の歯を横から押しているので単純に違和感がある。
そして押しのけられた歯茎にも痛みがある。
歯医者曰く、これはリスクの大きいパターンらしい。
事実、俺様の親知らずは中途半端に歯茎の外へ顔を見せていたために、
歯を磨いても汚れがちゃんと取れない状態になっており、
親知らずの下の骨が溶けてしまっていた(0_0;;
これは抜かないわけにはいかないってわけで、抜歯となったわけだ。
俺様の場合、厄介な生え方をしているので、
そのままスポンと歯が抜けるわけじゃなかった。
まず顔を見せている歯を砕いて隙間を作り、
その後に根本の歯を抜くというやり方だった。
麻酔をしているからそこまで痛くなかったが、
最終的には抜けたあとの歯茎を3針縫った。
帰宅後、麻酔が切れたあとにジンジンと痛み出した。
その日から痛み止めの薬と殺菌の薬を飲む事に。
そして食事の後に口の中を洗浄するうがい薬を服用する。
この食事が大変だった。
その日の夜は刺し身とざる蕎麦を食べたのだが、
そばツユと刺し身の醤油がヤバかった。
口に入れると穴の空いた歯茎に汁や醤油が流れ込み、
激痛が走る!
痛みで全然食事が進まない。
俺様はそこから食事をヴィダーインゼリーに切り替えた。
空腹に襲われるが、それ以上に痛みの恐怖が勝った。
数日して、汁っ気が無い味の薄いものだったら食べれるようになった。
患部の逆側にそれを押し込み、味が幹部側に流れないようにして飲み込む。
「塩おにぎり」とかな。
ちなみに飲酒は禁止。
アルコールは血行が良くなるので幹部から流血が止まらなくなるらしい・・。
そんな日々を1週間過ごし、やっと抜糸。
まだ傷は塞がっていないらしいが、
もう辛抱たまらん。
そろそろ飲酒を解禁しようと思う・・。