今日のチョイ呑み(181)「小田原おでん本店」

今日のチョイ呑みは小田原で予約必須の店
「小田原おでん本店」を目指しているのだが、
その前にエキシビジョンマッチだ。
「小田原おでん本店」は駅から離れているのだが、
その道すがら、「かまぼこ通り」という場所がある。
12軒ものかまぼこ屋が軒を構えている。


そのうち小田原かまぼこ発祥の店「鱗吉」さんへピットイン。
なんとここでは店先で足湯に浸かりながら
かまぼこで飲めるのである!

 

さてさて、何飲もうかな~。


とメニュー札を眺めていると、
「女将の隠し酒あり?」との札を発見!
隠しているものは飲みたくなるのが人間というもの。
俺様は隠し酒を所望した。


こちら瀬戸酒造の「ぴいひゃら」という純米吟醸酒
隠されているだけある美味い酒だぜ。


そしてアテには「板わさ」
ここに来てかまぼこを食べない手は無いからな。
わざび漬けとかまぼこの相性がスゴイ。
そして日本酒に合う合うー!
ちびちび呑みながらずっと足湯に浸かっているわけだが、
これがまた気持ち良い。冬向き。
このままずっとここで呑んでいたい気分になったが、
「小田原おでん本店」の予約時間も近づいてきたので泣く泣く退店。

 


さぁーていよいよメインエベントの時間がやってまいりました。
いざ「小田原おでん本店」へ。

 


まずはビールと「おでんお任せ5点盛り」だ。
おでんは大根、つみれ、ちくわ、イカ墨つみれ、イカ天
梅肉山わさび、和がらしの3種の薬味が用意されている。
何よりおでんのスープが優しい~。
スープだけでも酒飲めるw
これは早めに日本酒に切り替えたい。


こちらの日本酒「ご縁満開」
これ実はこの店のプライベートブランド
箱根からの清涼な冷気と丹沢の伏流水、
そして厳選された原料米が生み出した神奈川生粋の酒らしい。

 


ところでこの店のおでんダネは変わっている。
何が変わっているかというと、タネを全てこの店で作っているわけでは無いのだ。
冒頭触れたように、この店は「かまぼこ通り」の先にある。
タネをこの近辺の名店から仕入れているのである!
小田原おでんとは、
小田原の創意工夫を結集したおでんだったのだ!

 


「手作り肉しゅうまい」。こちらは「本店満福厨房」のタネ。
肉の旨味つまってるね。

 


「しいたけ天」。こちらも「本店満福厨房」のタネ。
肉厚のしいたけにすり身が詰め込まれている。

 


「牛すじ」。こちらは本店オリジナル。
ぷりっぷりに煮込まれている!

 


「厚揚げ」。こちらは「相模屋」のタネ。
しみしみ。

 


腹も膨れてきたので「珍味三点盛り」でちびちび呑みに移行。

 


シメに「まご茶漬け」
特製づけだれに本日の魚をさっと漬け込んだもの。
スープがいいから当然のように美味い。

 


気分がよくなったのでデザートも食べる事にした。
「小田原スイーツプレミアム いも栗かぼちゃ」
いも、くり、かぼちゃを使ったプリンに、
おでんの出汁を使ったみたらし餡がかけられている。
この店でしか食べられない濃厚で繊細なプリンだなぁ~。
うまーい。

 


小田原のポテンシャルを改めて知る2日間であった。