バカ映画大研究(35)「ジュラシック・ワールド」


ジュラシック・ワールド
ジャンル:SFアクション
上映時間:125分
2015年アメリカ映画
監督:コリン・トレヴォロウ
出演:クリス・プラット
2015年8月5日日本公開

1作目「ジェラシックパーク」が公開されたのが1993年。
そしていよいよ今月、
シリーズ6作目ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」が公開となる。
今回取り上げるジュラシック・ワールドシリーズ4作目だ。
興行収入95億円を叩き出した大作映画がバカ映画なわけないとお思いだろう。
映画の内容がおバカな事と、映画が大ヒットするかどうかは関係が無いぜw
むしろ、おバカに弾けた方が大衆受けする事もあるのだ。

この映画はシリーズと地続きのエピソードになっている。
・・て事はだ。
3度も人の死んだトラブルを起こしながら、
懲りずに恐竜テーマパークをオープンしている
って事だ!(^^;

ダレノガレ明美似の女責任者。
「20年前とは時代が違います」と言いつつ、
相変わらずザルのセキュリティ。
凶暴でデカい恐竜を遺伝子操作で作らせるオーナー。
勝手に警備システムを掻い潜るような能力のDNAを掛け合わせる遺伝子学者。
そうして生み出された新種のインドミナス・レックス。
それに襲われた警備員は飼育エリアの扉を開いて脱出しようとする。
そこからまんまと外に出てしまうインドミナス。
ところがオーナーは「金かかってるから殺すな」
麻酔銃などの軽装備で警備員を出動させる。
そして全滅。(^^;
インドミナスは大人しい恐竜を殺しながら、
観光客の集まるエリアへと向かう。
それにしても恐竜を作り出す技術はあるのに
恐竜を隔離する技術は全然進歩が無いのかよ・・。

 

観光に来ていたザックとグレイの兄弟。
立ち入り禁止エリアに「面白そうだから入っちゃおぜ」と兄貴。
そして案の定、襲われるw
なにこの兄貴。
俺なら兄貴を一生信用しない(爆)
そもそも立ち入り禁止エリアへの扉を
開けっ放しにしたの誰だよw

 

インドミナスは翼竜達のドームを破壊。
翼竜が飛び出して観光客を襲う。
本社から派遣された警備担当のヴィック・ホスキンスは、
「ラプトルを放ってインドミナスと戦わせよう」とか狂った事を言い出す。
管理スタッフのオーウェン・グラディならば
ラプトルを手懐けているから出来るはずだと。
いや、冒頭で食われかけてたじゃん。(^_^;
こうして4匹のラプトルが野に放たれたのだが、
インドミナスと出会ったラプトルは、
インドミナスの仲間になって一緒に人間を襲い始める(爆)
「インドミナスにはラプトルのDNAも配合されてたんだ!」
って後から気づいてんじゃねーよ(^^;

 

追い詰められたオーウェン達。
ここでダレノガレ明美似の女責任者が起死回生の作戦を思いついた。
「飼育エリアからT-REXを解放して、インドミナスと戦わせよう」と。
さっきの失敗から何も学んでいない提案・・。
なんやかんやでインドミナスは退治されるのだが、
T-REXは人間を襲いもせず、のそのそと帰っていくのだった。
何で?

 

ほとんどの登場人物がボンクラ。
劇場未公開サメ映画ぐらいチープな脚本だ。
だけどこれが世界的に大ヒットするのだから、
エンターテイメントは奥が深いぜ。

6作目もきっとボンクラ人間が
うっかり被害を広げるに違いないのだ(爆)

 

 

警戒レベル:

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