やっぱりセガが好き第72回「ロボコップVSターミネーター」

ロボコップVSターミネーター
ヴァージンゲーム
1994年5月28日/アクション/8900円

 


ロボコップ」と「ターミネーター」がゲームで夢の対決!?
と思いきや、本作の原作は同名のアメコミである。


ロボコップ3」の公開に合わせて出版されたもので、
主人公はロボコップ。「ターミネーターシリーズ」とのクロスオーバー企画。
なのでゲームの方も操作するのはロボコップのみで、
あくまでターミーネーターは敵役としての登場だ。

 


YEARS AFTER ROBOCOP'S INVENTION
CYBERDYNE SYSTEM IS CONTRACTED BY
SAC-NORAD TO BUILD THE SKYNET DEFENSE NETWORK.
COMPUTER SCIENTISTS USE ROBOCOP'S REVOLUTIONARY ENGINEERING,
THE ONLY SUCCESSFUL LINKING OF HUMAN MIND AND COMPUTER,
TO BUILD SKYNET'S CPU.

SOMETHING GOES WRONG.

SOON AFTER SKYNET IS BROUGHT ONLINE,
IT BECOMES SELF AWARE, 
AND DETERMINES THE ENEMY TO BE MANKIND.
IT LAUNCHES A GENOCIDAL WAR OF MACHINE VERSUS MAN.

ATTEMPTING TO THWART THE HUMAN RESISTANCE,
SKYNET SENDS A SQUADRON OF TERMINATORS INTO THE PAST.
THESE TERMINATORS ARRIVE IN THE QCP OFFICES
AND LURE ROBOCOP INTO A BATTLE WITH THE MIGHTY ED-209.

ONLY ROBOCOP DEFEATS ED-209 AT OCP,
HE UPLOADS MIMSELF INTO THE COMPUTER
AND UNKNOWINGLY GIVES SKYNET THE TECHNOLOGY IT NEEDS.

ROBOCOP IS BROUGHT BACK ONLINE IN THE
TERMINATOR OUTPOST AND REALIZES HE
MUST BATTLE HIS WAY THROUGH THE
TERMINATOR-INFESTED FUTURE TO REACH
THE INNER SANCTUM OF SKYNET.

IF ROBOCOP IS TO SAVE HUMANITY,
HE MUST DEFEAT THE SKYNET CPU...

 


サイドビューのアクションゲーム。
ショットボタン、ジャンプボタン、武器切り替えボタンという構成。

 


方向ボタンと合わせてしゃがみショットやショットの方向を変える事も可能。

 


何も操作しないでいると銃をクルクルと回してホルスターに納める。
カッコイイ・・。

 


ハシゴは飛びついて上下で利用できる。

 


敵を射撃すると人間であっても大量の血を吹き出して破裂。
残酷表現がアメリカン!

 


ワイヤーなどを掴んで移動する事も。

 


武器を拾うとショットが切り替わる。
どの武器も無制限に使える。
武器は2種類までストックできる。
いま使っていない方の武器が新しい武器に変わるので、
新しい武器を取るときは失いたくない方に切り替えておく。

さて、武器の中に特徴的なものが一つある。
それがこちら。


発射したマシンガンの弾丸を方向ボタンで操作できる。
これがとても楽しい!
めちゃめちゃ楽しい!
まるでミスタのスタンド攻撃だ。

これを使えば通常武器では角度的に狙えない場所の敵も攻撃できる。
これだけでイイ感じのゲームになってるぜーっ!
ただしこの武器は攻撃力が低いので、
もう一つの武器は火力の強いものを選んでおこう。

 


ステージには捕らわれた人がいたりする。
別に助けなくてもクリアできるが、助けると体力が全回復する。

 


体力が0になると残機を消費してその場で復活する。
残機が0になるとゲームオーバー。
コンティニューは3回まで。
コンティニューするとステージの最初から。

 


ターミネーター登場!

 


倒したと思ったら起き上がってくる!
これぞターミネーター

 




ロボコップでお馴染みのED-209
こいつ足だけになってもしつこく襲ってくる。
足先が触れただけでもこっちの体力がガチ減りする。

 


ターミネーターは弾丸系だと何度も立ち上がってくるが、
このレーザー銃だと瞬殺できる。

 




いよいよ最終ボス戦。
ターミネーターの生首と戦う。
で、この生首が異様なほどの体力。
たぶん火力の強い武器じゃないと倒せないように体力値が設定されている。
このゲームは一度倒れると装備した武器が初期武器に戻ってしまうので、
ボスに有効な武器を決めたら、死にそうになったときに素早く切り替えて
有効武器を失わないようにするのがコツだ。
あとは残機のある限り、弾を撃ち込み続ける。
そしてなんとか残機1で勝利!
辛かった~。長いよ!

CONGRATULATIONS

BY DEFEATING THE SKYNET COMPUTER,
THE TERMINATOR INVASION HAS BEEN PREVENTED,
HISTORY HAS BEEN ALTERED,
AND A NEW TIME-SPACE MATRIX HAS BEEN FORMED.

YOU HAVE SAVED THE HUMAN RACE FROM IMMINENT DESTRUCTION.

WE HOPE YOU HAD A BLAST

ARE YOU SURE YOU HAVE FOUND ALL THE SECRET LEVELS5???


ROBOCOP VS. THE TERMINATOR
CREDITS

PROGRAMMED & DIRECTED BY
JOHN BOTTI

LEAD ANIMATOR/ART DIRECTOR
BOB STEVENSON

LEAD DESIGNER
TIM WILLIAMS

BACKGROUND ARTISIS
MIKE FIELDS
KEVIN TOFT

DIRECTOR OF MUSIC & FX
TOMMY TALLARICO

MUSIC BY
MARK MILLER

SAMPLES BY
STEVE HENIFIN

COMPITER ART CONSULTANT
NICK BRUTY

ASSISTANT DESIGNER
NOAH TOOL

ADDITIONAL ANIMATIONS
ROBERT STEELE
DEAN RUGGLES

ADDITIONAL COMPUTER ART
KEVIN TOFT
TOM TANAKA
JOHN WEIR

HOSTAGE PLAYED BY
JOSE VILLETA

CONCEPTUAL ART
JULIAN MORAN
BRANDON HUMPRHEYS
TOM TANAKA

MANUAL BY
RUSS CECCOLA
LISA MARCINKO

DESIGN DEVELOPMENT
PARKER A. DAVIS
LYLE J. HALL III

TESTING AND QUALITY CONTROL
MIKE MCCAA
ERIK HARSHMAN
PAUL MOORE
KEN LOVE
BIJAN SHAHEER

PRODUCER
SCOTT DUCKETT

EXECUTIVE PRODUCER
NEIL YOUNG

DIRECTOR OF DESIGN
DAVID BISHOP

VICE PRESIDENT IN CHARGE OF DEVELOPMENT
DR. STEPHEN H. CLARKE-WILLSON

 

凄く辛い戦いを乗り越えたのに、
エンディングはメッセージのみ。
(背景絵もオープニングの使いまわし)

 

アメコミ調のダークな背景にロボコップのシルバーボディが映えるゲームだなぁ。
洋ゲーにありがちな理不尽な高難易度でも無かったし、
バリバリ射撃できる気持ち良さ
特殊武器の面白さも素晴らしい。

敵側がターミネーターである必要が無いくらい
ターミネーターを活かし切れて無かったのは残念だった。
ラスボスの固さと簡素過ぎるエンディングで評価が一段落ちる。