バカ映画大研究(28)「死霊のしたたり2」

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死霊のしたたり2
ジャンル:ホラー
上映時間:90分
1989年アメリカ映画(劇場未公開)
監督:ブライアン・ユズナ
出演:ジェフリー・コムズ

前作の事件から8ヵ月後。
戦場医師として死体蘇生実験を続けていたウェスト医師とケイン医師。
戦争の悪化によってそこでは実験を続けられなくなった二人は、
前作の舞台であるミスカトニック大学医学部附属病院に復職。
ウェスト医師は実験を続けるために病院からせっせと死体を盗み出し、
自宅の地下で実験を続ける。
イケメン医師のケインは嫌々ながらも、
ウェストの口車に乗せられて実験をサポートし続けるのだった。
ウェストはケインの元カノであるメグを蘇生する実験を進めようとしていた。
ケインも自分の彼女を生き返らせようと躍起になる。
それだけに注力してればいいものを、
ウェストには
“バラバラになった死体部位を合成させて蘇生させたくなってしまう”
というがあった(^_^;
合成クリーチャーは部位と部位を鉄の棒で串刺しにしてラフに繋ぎ、
例の緑の液体をかけるだけで完成。
暴れ出したクリーチャーに手がつけられず、
すぐにゴミ袋へ詰めて地下室へと捨てるウエスト。
なにがしたいんだウェストは・・。
やがて完成した人造人間メグが動き出す。
設定から造形からフランケンシュタインの花嫁』のパロディだね、これは。
メグ蘇生に熱をあげていたケインだが、新恋人が現れると、
「そんな体の女は嫌だ」とか手の平返し。
作ってるときに気づけよバカ!
最初は「僕の創造物だ!」と言っていたウェストも
「死体の寄せ集めだ」身も蓋もないこと言っちゃう始末。
ショックを受けたメグは拒絶反応で体がバラバラになってしまうのだった。
かわいそう・・。

最後は研究室に前作で登場した生首博士、
ゾンビ化した警官、精神病院にいたはずのゾンビ達、
地下に捨てられたクリーチャー・・といった面々が集まって一斉に暴れ出し、
天井が崩落して終わるという
ドリフの全員集合コントみたいな終幕となった。
だめだコリャ。

 

警戒レベル:

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