EGRETⅡ mini収録タイトルレビュー(1)「ルナレスキュー」

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ルナレスキュー
1979年リリース

 

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スペースインベーダー』の基板を改造して作られた
1画面固定のアクション&シューティング。
普及したスペースインベーダーのROMだけを交換して動く
低コストのゲームをこの当時タイトーは量産していた。
過剰生産したインベーダー基盤を二次利用する目的もあったという。
作者は(「スペースインベーダー」生みの親の)西角友宏さん

インベーダーブームの後ぐらいに出たゲームなので、
年代的に俺様はゲーセンでそれほど目撃してはいない。
(まだゲーセンに入り浸る年齢ではなかったw)
むしろ数年後に駄菓子屋や喫茶店で見かける事が多かった。
ああいうところで一世代前の中古ゲームが出回る事が多かったためと思われる。

 

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月面にいる遭難者を救出するのが目的。
ゲームがスタートすると母船に乗って救命艇が運ばれてくる。
ボタンを押すと母船から救命艇が下降し始める。

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レバーで左右に移動し、ボタンで逆噴射しながらスピードを調整し、
隕石を避けながら点数の書かれた場所に着陸する。
すると自動的に遭難者が一人乗り込んでくる。

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今度は上昇して母船に帰るのだが、隕石のかわりにUFOが出現。
UFOは攻撃もしてくる。
上昇時は救命艇もミサイルを発射できるので、
正面にいるUFOは素早く撃破しよう。
ときおりメテオが降ってくるので注意。

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全員救出するとボーナス点が入り、次の面になるが、
基本的には隕石やUFOの速度が速くなるだけだ。

 

単品での家庭用移植は正式にはされておらず、
月刊「I/O」に掲載されていたMZ-80向け勝手移植プログラムが唯一。
タイトルは「月面救助作戦」に改名されており、
「I/O」は掲載されたプログラムをカセットに保存して販売もしていた。

のちにPS2の「タイトーメモリーズ」などに収録されるタイトルに含まれた。