リアルバウト餓狼伝説
(SNK)
1996.1.26発売/34000円/格闘
ギース・ハワード、最後の闘い。
「餓狼伝説」シリーズの5作目。
前作「餓狼伝説3」の不評に焦ったSNK。
「餓狼伝説3」を元に反省点を改善するチューニングをして短期で本作を作り上げた。
(前作から9ヶ月でのリリース)
タイトルも「餓狼伝説4」ではなく、
リニューアルを感じさせる「リアルバウト餓狼伝説」とした。
選択キャラクターは前作で10キャラと大幅に絞られていたが、
本作では16名と再び大所帯に戻っている。
前作からリストラキャラは無く、全員続投。
前作のボスキャラだった3人も通常の選択キャラに登場。
キム・カッファン、ビリー・カーン、ダック・キングがシリーズ復活した。
本作はボガード兄弟とギース・ハワードの因縁に決着が突くエピソードとなっている。
中ボスは山崎竜二とビリー・カーンで、最終ボスはギース・ハワードである。
(そして決着がついたエンディングでギースは死す)
まずボタン配置が整理された。
これまでは弱パンチ、強パンチ、弱キック、強キックだったが、
パンチボタン、キックボタン、強攻撃ボタン、スウェーボタンに変更。
専用のボタンが出来たのと同時にスウェーの攻防もシンプルになった。
キャラ固有のコマンドだったコンビネーションはコマンドが共通化され、
前作では低い確率か複雑な発動条件時にしか出なかった「潜在能力」は、
体力が半減した状態でパワーゲージがMAXのとき使用できるようになった。
・・とまあ、このように本作は
遊びやすく駆け引きが楽しめるようにカスタムされており、
コマンド技も前作よりは出やすく、気持ち良いプレイが出来るようになっている。
また、本作ではリングアウトの概念を採用しており、
舞台ギリギリで削り落とすという相撲のような駆け引きも熱かった。
【選択キャラクター一覧】
テリー・ボガード
フランコ・バッシュ
ボブ・ウィルソン
ビリー・カーン
「餓狼伝説スペシャル」以来のシリーズ復活。
キング・オブ・ファイターズには出てるけど。
ホンフゥ
山崎竜二
前作のボスキャラから昇格。
望月双角
ブルー・マリー
とある条件で場外の水中へリングアウトすると、
ブラが取れて胸が露出するシーンありw
秦 崇雷
前作の中ボスから昇格。
秦 崇秀
前作の中ボスから昇格。
ダック・キング
「餓狼伝説スペシャル」以来のシリーズ復活。
俺様はダック・キングを持ちキャラにしていた。