ネオジオは100メガショックの夢を見るか?(21)「クロスソード」

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クロスソード
(アルファ電子(ADK))
1991.10.1発売/21800円/3Dアクション
最強の騎士道伝説。

 

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魔族の軍団を率いてベルカナ地方を支配しようとする魔人ナウシズを討伐するため、
エドモンド」と「リチャード」という二人の騎士が立ち上がった。

世界観は同社の「マジシャンロード」と共有している。

「ザ・スーパースパイ」のように主人公を背中越しに見て画面奥の敵を倒していく。
(主人公の背中はワイヤーフレーム風に描かれている)
攻撃ボタンと魔法ボタンに分かれている。
また同時に押す事で体力を消耗して放つ特殊技が使える。
方向レバー上下で上段と下段にガード。
左右で画面内での移動(任意でのスクロールはしない)。
基本は“敵の攻撃を避けてその隙に切りつける”というパターン。
自身の成長は無いが、集めた金で武器を買うと攻撃力や魔法の種類が変化する。
時代設定を中世ファンタジーにしたのはこの場合、正解だったと思われる。
RPGなどで人気の世界観であったが、
本作のような視点でダイナミックにアクションできるものは皆無だった。
とにかくこういった視点のゲームは珍しいので、他との差別化が功を奏していた。
ただ、擬似3Dゲームの宿命か、後半に行くにつれて同じパターンの繰り返しになり、
難易度も高くなるので急速に飽きる。

二人同時プレイ可能。
全7ステージ。
メモリーカードを利用すると、進行を保存し、前回の続きで遊ぶ事が可能。

余談だが、本作はネオジオCDに移植されるに当たり、
タイトルが「クロススウォード」に変更になっている。(なぜなのか)

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