スーパー桃太郎電鉄II
(ハドソン)
1991年12月20日/ボードゲーム/6800円
前作から大きく違う点は5人プレイが可能になった点だろう。
それだけに1プレイの時間が長く設定されている。
前作で4人プレイを選択したときは「5年で1時間ぐらいかかるよ」と言われていたが、
本作で5人プレイを選択したら「5年で3時間ぐらいかかるよ」とのこと。
前作の構成を踏襲しながら、イベントやカードの種類なども増加。
また移動手段に飛行機が増え、目的地にハワイなどの日本国外も加わった。
また、ボンビーのバリエーションが増え、
有名な「キングボンビー」も本作から登場となった。
さて、ここで今回も月ごとの扉絵をご披露しよう。
そしてなんと今回はゴールした駅によりグラフィックが変わる!
その一部をご紹介。
ゴールするたびにその土地にちなんだ絵が見れるのは楽しいね。
さて、それでは5年間のプレイが終了。
結果は・・
優勝したもんねー!
今回からプレイヤーごとのCOMの強さも決められるようになったので、
前作ほどぶっちぎりで優勝ってわけじゃなかった。
「桃太郎電鉄」はその後、
「ボンバーマン」とともにハドソンのドル箱タイトルとなるわけだが、
なぜかPCエンジンでのリリースは本作で打ち止め。
次回作の「スーパー桃太郎電鉄III」は
スーパーファミコンでのリリース(ゲームギアにも移植)となり、
以後、7作目までスーパーファミコンが主戦場となる。
PCエンジンの旗振り役だったハドソンとしては意外な事実だ。
作者のさくまあきら氏の采配だったのかな?
余談ではあるが、本作「スーパー桃太郎電鉄II」のテレビCMに
起用されたタレントは若き日のダウンタウン。
刑事二人に扮したダウンタウンが
「やっぱお前は貧乏神や!」(松本)
「まあまあまあ、もう一晩、泊まっていくか?」(浜田)
と取調室で詰めるという構成だった。