ウォーキング・デッド Blu-ray BOX

ウォーキング・デッド Blu-ray BOX

ウォーキング・デッド
2010年10月31日放送開始
放送チャンネル:AMC
企画・制作総指揮:フランク・ダラボン

第1話
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン

第2話
監督:ミシェル・マクラーレン
脚本:フランク・ダラボン

第3話
監督:グウィネス・ホーダー=ペイトン
脚本:フランク・ダラボン、チャールズ・H・イグリー、ジャック・ロ・ジュディチェ

第4話
監督:ヨハン・レンク
脚本:ロバート・カークマン

第5話
監督:アーネスト・ディッカーソン
脚本:グレン・マザラ

第6話
監督:ガイ・ファーランド
脚本:アダム・フィエロ

 

保安官のリックは勤務中に銃で撃たれ昏睡状態となり入院。
目が覚めると世界は一変していた。
そこはゾンビパンデミック後の世界。
自宅へ戻るも妻と息子は既にそこにはおらず。
町で出会ったモーガン親子に現状を知らされ、
避難所があるというアトランタへ一人向かう。
だがアトランタは大量のウォーカー(ゾンビ)が闊歩する死の街だった。
命からがら助けられたリックは、
そこで出会ったグレンらとアトランタ脱出を計画する。
なんとか脱出したリック達は、彼らの仲間のキャンプで妻と娘、
そしてかつての同僚にも再会。
だがリックには気がかりな事があった。
やむおえずアトランタに残してきた乱暴者メルルの存在だ。
メルルを救うため、数人と再びアトランタへ。
リック不在のキャンプはウォーカーの襲撃にあう。
キャンプへ戻ったリックは、
治療薬を研究しているはずの米国疾病予防管理センター(CDC)へ向かおうと提案する。
賛成したものを率いてCDCへ到着する。
そこで酒や寝床を提供されるが、CDC内には既に研究員はただ一人。
そして建物内の燃料切れとともに建物は自爆する事を知る。
リックらは間一髪で脱出。
シーズン1は全6話で終わる。

 

ウォーキング・デッド」は、
ロバート・カークマン、トニー・ムーア、チャーリー・アドラードによる
グラフィックノベル・シリーズ『ザ・ウォーキング・デッド』を原作とした
アメリカの連続ドラマだ。
2010年当初、この原作がドラマになる事に興奮した。
ゾンビ映画は無数に存在していたが、
連続ドラマの形でゾンビパンデミックを描いた作品はこれまで無かったように思う。
ゾンビパンデミックを描いた映画の大半は
主人公達のサバイバルの一部を切り抜いて描いている。
そしてパンデミック自体の結末は描かぬまま未完で幕を閉じるものが多い。
連続ドラマとなるとそのあたりの構成に大きな変化が生まれるはず。
そんな新しい体験に期待した。
そして何よりこの企画を立ち上げたのがフランク・ダラボン
俺様が好きなホラー映画ベスト5に「ミスト」がある。
その「ミスト」を監督したのがフランク・ダラボンだ!
(「ショーシャンクの空に」も大好き)

主人公リックが目覚めてからアトランタで襲われるまでの展開は
まさにゾンビ映画の真骨頂。
リック視点でその世界を視聴者も目撃する醍醐味。
その後の仲間達との合流になると
ゾンビとの対決よりも
人間同士の対立、協力、心理などを中心に描いていたように思う。
ゾンビ映画なら後半にも阿鼻叫喚のゾンビパニック描写が欲しいところだけど、
連続ドラマとしては施設からの脱出でシーズンをしめたのは悪くなかった。

ゾンビの描写もテレビドラマとは思えないグロさ。
見どころの一つだろう。


さて、そんな「ウォーキング・デッド」だが、
たちまち人気に火が付き、毎年シーズンが更新され、
2019年にはシーズン10まで放送されている。
(シーズン11も製作中)
なのだが、俺様が購入したBD-BOXはこのシーズン1だけ。
シーズン2以降はいまだに未視聴である。
なぜかというと、製作総指揮のフランク・ダラボンが解雇されたためだ。
理由は明らかにされていないが、
番組を制作するAMCがシーズン2から制作費を削減してきたらしく、
「室内撮影を増やして制作費を下げるように」といった口出しもあったらしい。
この話を聞いてガッカリした俺様は、
このドラマの続きを視聴する気力が失われていたというわけ。

10年ぶりにシーズン1を視聴したので、
この機会に残りのシーズンぶっ通しで見るのもありかもなぁ~。

 

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※画像はウォーキング・デッドと関係ありませんw