ボンバーマン'94
(ハドソン)
1993年12月10日/アクション/6800円
前作から1年後に発売したボンバーマンシリーズPCエンジン3作目。
この年の4月にスーパーファミコンで「スーパーボンバーマン」が登場しており、
PCエンジンでは本作がシリーズ最後の作品となる。
以後、シリーズの本流はスーパーファミコンに移行しており、
ファイヤープロレスリングシリーズと境遇は似ている。
前作はベーシックなボンバーマンに
肉付けとしたアイデアが詰め込まれた正統派続編といった感じだったが、
本作は根本的なゲーム性からいじくっていて、
これまでのボンバーマンとは違った雰囲気のタイトルになっている。
卵取るとをルーイと呼ばれる動物の背中に乗るようになり、
IIボタンでルーイの能力を使う事ができる(爆弾をジャンプで飛び越えるなど)。
リモコンでの爆破ボタンと同じボタンなので、
爆破させるたびに意味なくジャンプしたりするのは鬱陶しい。
ノーマルゲームは全5エリアを順番にクリアしていくと、
ファイナルエリアが登場する。
これまでと違い、敵を全て倒す必要がなく、
設置された装置を全て倒すと次のマップへの扉が開く。
1つのマップにはベルトコンベアーみたいな様々なギミックと、
特殊な仕様の敵が入り混じっており、全体的にガチャガチャした印象。
エリアに散らばった石板を全て集めるとボスステージ。
最終ボスは本作で初登場となった「バグラー」。
3段階に形態を変えてのバトルとなる。
バグラーを倒してクリア。
今回はブラックボンバーマンは黒幕じゃなかったw
BOMBERMAN '94 STAFF
PROGRAMER
YUICHI ITO
HIDEO IWAKAWA
KAZUYUKI KIMURA
GRAPHIC DESIGNER
TAKUYA AOYAMA
YUJI IWAHARA
TOMOMI TADA
SOUND PROGRAMER
HAJIME OHARA
TAKASHI MORIO
SPECIAL THANKS
DENKI-MIRAI CO.LTD
MUSIC COMPOSER
JUN CHIKI CHIKUMA
ART DIRECTOR
SHOJI MIZUNO
PRODUCER
HIROKI SHIMADA
SUPERVISOR
TOSHIKI FUJIWARA
DIRECTOR
YOSHIYUKI KAWAGUCHI
BASIC GAME DESIGNER
SHINICHI NAKAMOTO
PRESENTED BY
HUDSON SOFT
色々な仕様が一斉にモリモリに盛り込まれた事で、
ボンバーマンのオリジナル要素である
「爆弾の数と火力を強化して爆風コンボを工夫して倒す」
という部分が弱くなっている気がする。
コンボ狙うより1個ずつ爆弾を的確に設置する方が上手くいく。