グラディウス
(コナミ)
1986年7月25日/MSX1用/シューティング/4980円
発売当時はMSX界隈で話題になるほどに良い移植だったらしいが、
俺様がMSXを手に入れた頃には既に古いソフトになっていたため、
MSX版をそれほど神格化はしていない。
既にファミコン版も出ていたし、X68000も存在していたのだ。
で、実際にプレイした感想だが、
ちょっと元祖グラディウスよりも難しめに作られている。
アタリが厳しい事と、敵のスピードが元祖よりも速い気がする。
8ドツトスクロールせいも多分にあると思うけど・・。
最初にパワーカプセルを出す編隊を全滅させるのに
必死の連射が必要だったりね。(^^;
ゲームオーバー後にF5キーでコンティニュー出来るのは、
他機種版に比べて親切だね。
MSX版の登場はファミコン版より3ヶ月後だった。
だがグラフィックはファミコン版よりショボかったんだ。
しかしながらプレイしてみると、ファミコン版には無い魅力に気づく。
まずわかりやすいところでファミコン版ではあきらめられていた
レーザーがちゃんと長い。
そしてMSXならではの3要素。
その1。
パワーアップが二段階式になっていること。
これによって段階的な成長が楽しめたし、どこから先に強くするか・・
といった戦略が強まった。
その2。
骨ステージの追加。
これはオリジナル版には無い完全新ステージ。
完全移植もいいけど、こういう追加要素はワクワクするぜ。
その3。
エクストラステージ。
これは偶数ステージでとある条件を満たすと入れる隠しルート。
こういった要素によって
「MSXでしか体感できない味付けの違うグラディウス」
という価値が生まれ、
「パロディウス」「グラディウス2」「ゴーファの野望」といった
オンリーワンのグラディウスシリーズへと系譜していくのであった。
スタッフロールは無かった。