ここが嫌だよ攻略本

ファミコンブームの頃は、
攻略本はほとんどのゲームで作られていた。
ただ俺様はあの攻略本という存在がそれほど好きでは無かった。
存在が矛盾しているからだ。
なけなしの小遣いでファミコンカセットを買ってくる。
だが、どうしても先に進む事が出来ない。
あるときはアクションのコツが掴めなかったり、
あるときはその扉を開くためのフラグが見つけられなかったり。
そんなときに攻略本を頼る。
なぜなら、このままずっと先に進めないと、
そのゲームソフトをやめてしまうからだ。
その場所がステージ1だったりすると最悪だ。
ほんの少ししか遊んでいないのに、高額の出費が無駄になる。
なので追加料金(攻略本の値段)を払ってでも、
その損失を回避しようとしたわけだ。

そして本屋から戻ってファミコンに向かう。
いざ問題の箇所を調べてみると・・
「このアイテムは自分で探してみよう!」
なんて書いてありやがる・・。
ふざくんなっ!
探して見つからないから買ったんでしょ~がっ!
と悔し涙を流す小学生の俺様。
意味はわかるよ。
答えをそのまま知ってしまうとゲームの面白さを損ねるって事でしょ。
でも、攻略本買ってる時点でギブアップなんよ・・。
ギブアップしてる人間に「もうちょっと頑張れ」って書いてるんよ。

そんな事が3~4回あったものだから、
救いの手を攻略本に求める事はやめた。
俺様が攻略本を買うのは、そのゲームがあまりに好き過ぎる場合、
ファンアイテムとしての価値として買っていた。

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今はネットにズバリ書いてくれる攻略サイトが沢山転がってて便利だね。