ラーメンはたまに食べるぐらいがちょうどいい(45)「麺 かつら木」

元イタリアンのシェフが手掛けた鶏白湯ラーメンが食べれる池袋の「鶏そば 壽」。
久しぶりに食べたくなって店に行ってみたら違う店に変わっていた!
ガビーーン!!
ラーメン激戦区の池袋。
諸行無常の響きあり。
盛者必衰のことわりをあらわすだ。
だが今日ここに来たのも何かの巡り合わせ。
この新しく出来た「麺 かつら木」なる店に入ってみる事にした。

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券売機でメニューを選ぶ。
つけ麺が食べたい気分だったので「特製つけ麺」を選択。
どうやら大盛りや替え玉は別途支払いみたいだったので、
食券と100円玉を店員に渡して大盛りを所望した。

店内はL字型のカウンターのみ。
「鶏そば 壽」とほとんど変わってないから、居抜きで引き継いだのだろう。
やがてつけ麺がやってくる。

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「特製つけ麺」はトッピング全部のせみたいな感じ。
チャーシューが2枚、味玉、メンマ、青菜といった構成。
メンマと青菜はスープの方にも入っている。
スープにちょっとびっくり。
これはラーメンスープというより日本蕎麦のスープのようだ。
出汁と醤油が強く感じる。
これに中細ストレート麺を浸して食べる。
うむ、美味い。
これはいくらでも食べれちゃうやつだ。
テーブルの説明書きを見ると、
国産鶏ガラ・モミジ、平子煮干、白口煮干、鯖節、宗田鰹、
昆布、貝節、干し椎茸を使用・・とある。
この店の売りはこの日本蕎麦感覚の優しいスープなんだろうなぁ。
チャーシューは脂のくどくない煮豚。これまた優しい。
あと煮玉子が濃厚で美味かったなぁ。
メンマが細く切られているのも食べやすい。
食後は割りスープを頼んでスープをごくごく。
優しい~。

近いうちにまた来よう。
今度は「中華そば」と「TKG」を試してみたい。

 

【2019/10/30 追記】

さっそく食べてきたよ。
「特製中華そば」と「TKG」。
実はラーメンよりもTKGを楽しみにしていたのだが・・

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かつお節がたっぷりのったゴハンに、
醤油漬けにした卵黄だけをたらして混ぜるんだけど、
白身がないから全然広がらない。
かつお節に絡みついちゃって。
で、食べてみるとかつお節の味しかしないんでやんの。
これただの「かつお節ごはん」だ。
卵が売りなんだったらかつお節無い方がいいぜ・・。

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特製中華そば。
麺はつけ麺と違って細麺タイプ。
スープは基本的に同じなんだろうけど、
つけ麺で感じた「優しさ」は無く、尖った感じに思えた。
この店はつけ麺の方が美味いかな。