バイオハザード系のゲームの特徴としては“弾切れ”が一つとしてあげられる。
どんなに強い武器を入手しても、それには弾制限があり、
弾が切れると使えなくなる。
そうならないように正確に射撃して無駄弾を減らしたり、
使い所を判断したりする。
それがゲームになっているし、緊迫感を持続させる仕組みにもなっている。
だが「弾が切れたらクリア不可能」にしたらハマりゲーになってしまう。
全ての弾が無くなっても無限に使える武器が必要で、
それがバイオハザードだとナイフである。
そんな事情から、ナイフでも最低限クリアできるように調整されているはずなのだ。
だけど本当にナイフだけでクリアされちゃうと
前述した「弾切れゲーム」が無意味になる。
そこでゲーム進行の中で
プレイヤーを生かさず殺さずに弾を供給するバランス調整が求められる。
この着地点はなかなかに難しい。
ナイフで攻略できるところはナイフで切り抜ければだいたい弾は切れない。
これってゲーム上手い人はひたすら有利で、
ゲームが下手な人はより難易度が上がるんだよね。
逆になる構成が生み出せば良いと思うんだけども。
