蒲田で「マツヤでカレーを食べよう」と言うと、
お馴染みのこちらではなく
この「蒲田松家カレー」を指すらしい。
店名自体も創業店は「松屋カレー」だったそう。
スタンドカレー創世期に誕生した松屋カレーの創業は昭和36年。
平成5年に廃業となるも、
3年後に暖簾を受け継いだ今の店主が「蒲田松家カレー」の名で復活させた。
あの松屋と混同しないように「屋」を「家」に変えたそうだ。
店のすぐ近くには日本工学院専門学校の巨大な敷地があり、
この店も学生をメインターゲットにしている模様。
店内の壁面には大量の漫画本。
大盛り無料だったり、学割サービスしてたり、
大盛り以上に超盛、激盛、鬼盛、勝盛、爆盛までのレベルがあったり、
食べ盛りで金が無い学生にはありがたい存在だろう。
入ってすぐの券売機で食べるカレーを考える。
メニューがたくさんあって焦る。
ここのカレーはポークカレーと牛すじカレーがあるんだな。
俺様は牛すじカレーを選択。
それに目玉焼きと豚唐揚げをトッピング。
さらに生野菜サラダもつけた。
トッピングは注文を受けてから作るので時間がかかる模様。
じっと待つ。
やがてカレーがやってくる。
牛すじカレーは「日本の正しいビーフカレー」といったもの。
目玉焼きはバッチリとカレーに合ったけど、
豚唐揚げはイマイチ。硬くてカレーの味に溶け込んでいかない。
一般的に唐揚げは鶏ばっかりだけど、それも頷ける。鶏の方がいい(^^;
トッピングの種類が尋常じゃないので、
何度も通って自分好みの組み合わせを発見する店なんだろうなぁ。
ちなみにこの店は福神漬けが常設されているのだが、
創業時から上野「酒悦」の福神漬けを採用している。
「酒悦」は福神漬発祥の店である。