わが青春のPCエンジン(31)「バットマン」

f:id:g16:20190110000307p:plain

バットマン
(サン電子)
1990年10月12日/アクション/6500円

 

f:id:g16:20190110000331p:plain

サン電子と言えば、様々な機種でバットマン版権のゲームを製作し、
そのダークな表現で評価を受けている。
本作はPCエンジンで提供されたそんなタイトルの一本。
 

f:id:g16:20190110000515p:plain

バットマンゲームはほとんどサイドビューのアクションとして作られいたが、
本作はなぜかトップビューで、
ステージ中のアイテムを全て集めればクリアというオールドスタイル。
本作発表時には雑誌でサイドビューアクションとして掲載されており、
何かトラブルがあって大変更があったものと思われる。
 

f:id:g16:20190110000732p:plain

バットマンの操作は4方向に移動する事と、バットラングを投げる事のみ。
ステージ中にはジョーカーの部下達が配置されており、
バットラングを当てると気絶する。気絶した敵に体当たりすると吹き飛ぶ。
ただし敵は別の場所で復活するので、バトルはルート確保として行う。
平安京エイリアン」の「穴を開けて埋める」に相当するアクションだが、
バットラングは連射可能なので、ゲームデザインとしては要素が足りない。
 

f:id:g16:20190110000815p:plain

ステージは全5ステージで、
ステージごとに「毒薬の回収」「絵画の落書き消す」「爆弾設置」「風船排除」
と目的が異なるが、いずれもその箇所に移動すれば達成できるので、
実のところゲーム性に変化は無い。

このゲームはステージクリアごとにビジュアルシーンが挟まるのだが、
これらのデキがもの凄く良い。
映画の映像を下敷きにしているとはいえ構成力が光る。
このゲームはむしろこれらを見るために存在していると言えるw

f:id:g16:20190110000903p:plain

f:id:g16:20190110000912p:plain

f:id:g16:20190110000922p:plain

f:id:g16:20190110000933p:plain

f:id:g16:20190110000944p:plain

f:id:g16:20190110000956p:plain

f:id:g16:20190110001008p:plain


ステージ5はボス戦となるのだが、
チマチマしたキャラそのままに無理矢理バトルするw

f:id:g16:20190110001036p:plain

なんだか愛おしい。

f:id:g16:20190110001105p:plain

最後はジョーカーがビルから落下して終劇。

f:id:g16:20190110001133p:plain

f:id:g16:20190110001157p:plain


PROGRAMMER
EGRESS
TEN POINT

DESIGNER
MR CB
KAMOV BIS
BOGAAAN

MUSIC
N HARA

SOUND
N MOROTA
S SEYA

SUPERVISOR
EGUCHI

PRODUCER
CHO MU SOU

 

f:id:g16:20190110001228p:plain