野菜マシマシの謎

今日、とあるラーメン屋で「野菜マシマシ」なるメニューを頼んだ。
野菜が大盛りという事だ。
着丼すると、どんぶりには野菜が山もように盛られている。
野菜と言ってもそれは全て茹でたモヤシである。
だったら「モヤシマシマシ」で良いじゃないか。
語呂も良いし。
そしてモヤシが山のように盛られているために、なかなか麺に辿り着かない。
無理矢理に麺を引き出そうとすれば、モヤシが丼から崩れ落ちてしまう。
だからモヤシから先に食べて行く事になる。
麺どころかスープすらなかなか掘り起こせない。
しばらくはあまり味のしないモヤシを食べる事になった。
やっと麺やスープに辿り着いてもまだまだモヤシは存在している。
むしろこれはモヤシ料理ではないかとすら思える。
野菜マシマシはラーメン好きが頼むものではなく、
モヤシ好きが頼むものなのではないだろうか!?
「野菜マシマシ麺抜き」を頼む人が現れるのも時間の問題だ。