年賀状の意味

年賀状というのはお世話になった人やなかなか会えない人へ
せめて1年に1度だけでも“気持ち”を伝えるものだと思っている。
なので出来合いの画像を貼って、ワープロソフトで宛名を印刷する年賀状に
何の意味があるのか俺様は理解できない。
そう考えていた俺様は、社会人に成り立ての頃、全ての年賀状を手描きで書いていた。
全てが一点もの。
宛名や挨拶文はもちろんのこと、添えるイラストも一人一人違うものを描いていた。
1枚書き終わるのに1日ぐらいかかるから、
全部書き終えるのに1ヶ月はかかってたな。
さすがにそれは忙しくなると無理になってきたので、
せめて貼るイラストはオリジナルで描いたものにし、
宛名だけは筆ペンで手書き。
それぞれに向けたメッセージも書くようにしたな。
そんな年賀状の天敵は喪中である。
自分が喪中になるとその次の年に送らてくる年賀状が減る。
おそらく去年のリストを元に送っているのであろう。
相手が喪中のときも翌年リストから漏れる事はよくあること。
そうしているうちになかなか会えない人との連絡が途絶えるわけだ。
会わない人との繋がりは大事。
最近では「ネット時代で年賀状は時代遅れ」なんて言う声もあろう。
だが「用は無いけど挨拶するチャンス」は無くしてはならない。