トランスフォーマー残酷物語

アニメ「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」。
放送当時、夢中になっていた。
海外向けに作られたアニメの逆輸入パターンだったから、
他のロボットアニメと明確にその作りは違っていたし。
玩具もけっこう買ったよ。

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で、満を持して放映されたのが
2作目「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」。
ところがここで問題が起こる。
1作目と2作目を繋ぐ重要なストーリーである
劇場映画「トランスフォーマー ザ・ムービー」。
諸事情により日本での劇場公開中止。
エピソードの飛んだ状態で
トランスフォーマー2010」を見た日本のファンは、
突然「コンボイ司令官が死んだ事になっている」
というショッキングな事実を受け止める事になるのだった。
 
ここでタカラは動いた。
この話題に乗じて「コンボイが死んだ!キャンペーン」を実行。
そのときに流れたテレビCMがコチラ。


トランスフォーマー 「コンボイが死んだ!」キャンペーンCM

 
ヘリコプターに吊るされて運ばれるコンボイの骸(?)。
「もう一度、もう一度立ち上がってくれ!」
「コンボーーーーーイ!」
めちゃ短い思わせぶりなCMは、
謎をさらに深める事になる。(^^;

いったいどうゆうことなの?
深まる謎を解き明かすために
タカラが当時やっていたテレフォンサービスに電話をかけてみた。
すると受話器のむこうでコンボイ司令官はこう言った。
「君たちがこの声を聞いているときには、私はもう存在しないだろう」
なんの望みも無い鬱テープだった(==;;
そしてついに発売される。
ファミコンソフトトランスフォーマー コンボイの謎

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なるほどね!
このゲームをクリアすると“謎”が判明するって仕組みね。
商売上手いよタカラさん。
 
俺様は「トランスフォーマー コンボイの謎」を発売日に購入し、
謎を解くために毎日遮二無二遊んだ。
本作の主人公はコンボイ司令官ではなく、
ウルトラマグナスが操作キャラである。
ウルトラマグナスはザ・ムービーで初登場したサイバトロン戦士なのだが、
ザ・ムービーを知らない日本人は
「いきなり知らないロボットが主人公って斬新・・」と思った(爆)。
 
ご存知の通り、このソフトはとても難易度の高いゲームであったが、
トランスフォーマーへの情熱でなんとかエンディングに辿り着いた。
このゲームではステージ中で
「R」「O」「D」「I」「M」「U」「S」の文字を集めると
真のエンディングとなる。

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エンディング画面にはこんなメッセージが表示された。
「マグナスは最後の戦いに勝った。しかし、新たな戦いが目の前に迫っている!
行けロディマス!アタック!ロディマスコンボイ!」
そしてウルトラマグナスが2010の主人公ロディマスコンボイに変化する。
2周目スタート。
 
どゆこと?

つまりこういうことか?
コンボイの謎はロディマスでクリアするまでオアズケ」・・と。
俺様は泣きながらロディマスでクリアした。
するとどうした事だろう。
今度は「CONGRATULATION!」としか表示されず・・。

謎は!?
コンボイの謎は!?