会津若松道中記(1)

新潟の日本酒を堪能した翌日、
俺様が向かったのは福島県会津若松だった。
風景が雪景色に変わっていく。



そうだ。もう冬なんだ。
そんな季節の訪れを目の当たりにしながら会津若松でスポット巡りだ。
会津若松と言えば白虎隊である。

戊辰戦争で新政府軍に追い込まれた会津藩
本来は予備兵力扱いだった少年ばかりの白虎隊も前線へ駆り出され、
最期は生き残った総勢20余名が飯盛山若松城を見やりながら切腹した。
そんな最期の地を確認するためにまずは飯盛山へ。

白虎隊の墓がある地点までは長めの階段があるが、
250円でエスカレーターも利用可能だ。
俺様はすかさずエスカレーターへ。
足が負傷しているからな!

飯盛山からは若松城天守閣がかろうじて見える。
落ち延びた白虎隊の少年達は、
ここからそれを眺めて無念の気持ちで腹を切ったのだろうな・・。


飯盛山を降りる途中には、有名なさざえ堂がある。

中は螺旋状の坂になっており、帰りも逆側の螺旋で降りてくる構造。

かつてはこの螺旋にそって西国三十三観音像が拝めたようだが、
今は登って降りるだけなので何だか通路に始まり通路に終わる不思議な建物に思えたぜ。
 
巡回バスに乗って次は会津武家屋敷というところに行ってみた。

江戸時代の会津藩家老西郷頼母の屋敷をミュージアム化した施設だ。
ちなみに姿三四郎のモデルにもなった西郷四郎は頼母の養子である。

進行ルートは屋敷の周囲から屋内を眺めるような構成になっていて面白い。

日本家屋ならではの見せ方だよなぁ。
中では蝋人形や菊の花が飾られている。



 
続いては若松城へむかう。
会津武家屋敷から徒歩で行ったのだが、
辿り着いた北口は「廊下橋」が補強工事中という事で入れず!!
仕方ないので城の周囲をまわるように移動。
東口も同様に入れず、南口も入れず、西口でやっと敷地内へ入れた(T_T)
足痛いよぅ・・。

この天守閣は外からだと驚くほど目立たない。
飯盛山から探しても見つけられなかったほど。
近づくと立派な姿なのにね。

こちらは天守閣の上から見た風景。
雪と紅葉が入り混じった山々が美しいぜ・・。
 
〜つづく〜