ソフト麺とは

昔、学校の給食で食べたソフト麺
薄いビニール袋に包装されていて、
それを食器に投下。
その上に様々な汁をかけて食べる太麺。
カレーをかければ「カレーうどん」と呼ばれ、
ミートソースをかければ「スパゲッティ」と呼ばれた。
ときには味噌ベースのもやし汁をかけて
「味噌ラーメン」だなどと言われて出された事もある。
大人になってから食堂などで一切食べた事が無い。
あれは一体どんな食べ物だったのか?

コストをおさえた“安価なうどん”なのかぐらいに思っていたが、
調べてみると違っていた。
ソフト麺とは強力粉に食塩水を加えて麺にし蒸したものらしい。
うどんの原材料は中力粉や薄力粉なので麺の種類が違う。
つまりソフト麺というオリジナル麺だったのだ。
 
ソフト麺て人数分しかないから、最初に全部使っちゃうと
おかわりしたときに味の薄い汁だけをのむハメになる。
そこで最初からビニールの中で半分に割り、
おかわりのときに残した半分を使うという生活の知恵があったな。