宇都宮散歩2017(後編)

動物園を堪能した俺様は再び宇都宮市街へ。
小腹が空いたのでどこかで腹を満たそう。
そこで入ったのがコチラ。

やきそば専門店「石田屋」さんだ。
宇都宮と言えば餃子が有名だが、
やきそばも実はご当地グルメになっている。
前回の宇都宮散歩を覚えている方はすでにご存知だろう。
そうだ。この店は前回訪問して休みだったところだ。
店内は昭和を思わせる原風景。
メニューは焼そばのみ。
この店もビールの存在無しだ・・。(T_T)
焼そばは載せる具によって値段が変わる。
俺様はミックスを注文。量は中盛りにした。650円。
やがて焼そばがやってくる。

宇都宮やきそばの特徴は太麺である事と、
ソースはお客さんが適量でかける事だと思う。
ミックスの具は豚肉、ハム、目玉焼き、野菜。ほぼ全部入り。
例に習ってソースを満遍なくかける。
よく混ぜていただきます。
うむ!これぞB級グルメという旨味。
ワシャワシャモリモリと食べ進めたい焼そばだ。
太麺がモチモチしてて食べ応えもあるぜ。
後半は当然、目玉焼きの黄身を割って全体に。
こんなもん美味いに決まってる。
紅生姜や青海苔などは無く、ガリが常設されている。
ガリか〜。合ってるんだか合ってないんだかわからんなぁ。
次回来たら特盛りでがっつきたいぜ。
 
もういい加減アルコールを入れたい。
食べたばかりの胃をほぐすために近くの温泉施設へ。
じっくり湯につかり、サウナで汗をかき、
飲酒コンディションを高める。
 
空も暗くなり始めた頃合いで訪れたのはここ。

國酒の仕業という日本酒系居酒屋さん。
予約なしで入ってみると、一席だけ空いてた。ラッキー。
おすすめメニューに目を通す。うーん迷う。
生ビールは無いらしい(泣)。
宇都宮に来て生ビール空振り三振。
で、この店のお通しがミニ缶ビールだったw

缶ビールをイッキ飲みし、日本酒の旅に出かけますよと。
まず選んだツマミはシメサバ。

軽く炙られたシメサバは香ばしく口の中に広がるぜ。
合わせた日本酒は富山県大吟醸「玉旭」。

透明感ゴイスー。
この店の日本酒の飲み方は変わっていて、
お客さんが冷蔵庫から飲みたい日本酒を持ってきて
注いでくれるのを待つスタイル。
本当は栃木の地酒でまとめたかったが、見つけられなかったってわけ。
そういう人はどんなのを飲みたいか告げれば持ってきてくれるらしいので、
2杯目からお言葉に甘える事にする。
 
続いてのツマミは卵の天ぷら

ゆで卵を揚げた感じなのかな?と思ったら、中身はだし巻き卵だった。
濃厚で日本酒に合うぜ〜。

そんな日本酒は栃木県の純米大吟醸「惣誉」。
甘くて穏やかだ〜。
 
シメサバが激ウマだったので焼きの方も頂きました。

脂のってる。当たり前のようにたまらん。

日本酒は栃木県の晃水自然醸清開
これはもうザ・日本酒。ツマミ必須。
ちなみにこの店はチェイサーが瓶で出てくる。

こちらも栃木県の下野鬼怒川伏流の仕込み水。
当然、地酒との相性も抜群だ。
こういうこだわり嬉しいね。
 

シメにタコ飯を頂いた。
濃厚な味付け。

一緒に栃木県の純米吟醸ひやおろし「澤姫」。
しっかりどっしりとしたお酒。
 
最後に店主にフルーティなのあります?
と聞いたら栃木県のお酒では無いご様子。
で出てきたのがこちら。

出ました山形県純米大吟醸十四代」。
これは美味いに決まってる〜。うん、凄くおいちい。
店主によれば、最近「十四代」の高木酒造は設備投資の成果で
味がさらに良くなっているとか。
へ〜、設備変わると味に影響出るもんなんだね〜。
 
こうして宇都宮の夜は更けていった。
実は宇都宮で日本酒飲みをしたのは初めて。
次回の宇都宮散歩は幅が広がりそうだぜ。