カレー番長への道 〜望郷編〜 第100回「キッチンカミヤマ」

今日は新富町にある「キッチンカミヤマ」へやってきた。

昭和の残り香がガッツリこびりついているレトロな佇まいだ。
店の壁面には、店主の作った手描きイラストや怪文が所狭しと貼られまくっている。


ちょっと入りにくいカルトなオーラが感じられるものの、
そこに書かれた「ロシアンカレー」という言葉にカレー魂を揺さぶられたのでいざ店内へ。
 
店内にも張り紙が凄い。
もしかしたら何かの魔除けなのかも知れないw
席はU字型のカウンターで、オバちゃんが仕切っている。
俺様はさっそくオバちゃんに向かった「ロシアンカレー」を注文した。
カレーはもの凄い早さで到着した。きっとよそっただけだw

まず驚くのはその量だ。深皿になみなみと。
ルーは軽く2人前分あるように思える。
これ大盛で頼んでないからね。
たぶん普通に食べるとルーが大量に余る。
ライスの使用量には細心の注意が必要だ。
らっきょう、福神漬、紅しょうがは常設されている。
 
カレーの上に浮かんでいるのはサワークリームだ。
深い海の底には玉ねぎやポーク角煮、溶かしたトマトなどが沈んでいた。
ところでなぜロシアンカレーなのか?
この店はかつてロシア料理店だったそうだ。
その名残りで、和風カレーとボルシチフュージョンさせたのがロシアンカレーってわけである。
しかしながら味わいは割と純和風なカレー。ククレカレー的な(爆)。
サワークリームの採用は技あり。

メニューを見ると「四川カレー」とか「カレースパゲッティ」なるものもある。
これは再訪問する必要がありそうだぞ。