ラーメンはたまに食べるぐらいがちょうどいい(9)「炎神」

今日は札幌の狸小路商店街というところでラーメン行脚。

ここは札幌で最も古い商店街で、
名前の由来は実際に狸が出没していた説と、
客引や娼婦が妖しく立っていた事を狸に例えた説などがある。

さて、訪れたのは「炎神」という味噌ラーメン店。

入口横の謎スペースで食券を買う。
初来店なので最もオーソドックスな「炎の味噌ラーメン」を買って席に着く。
背もたれつきの高そうなチェアーだ。
やがてラーメンがやってくる。

白いスープ。白味噌仕立てだろうか。
スープ美味い!味噌ラーメンというと濃厚でしょっぱいイメージがあるが、
これはもう白湯ラーメンに近い。
とてもクリィーミーだ。
チャーシューも柔らかい。
麺はスープの旨味を邪魔しないちぢれ細麺。
これはなかなかの傑作だ。
 
気分が良くなったのでそのまま狸小路商店街でチョイ呑み敢行。
前調べなく適当な店に飛び込む。

まずはサッポロクラシック樽生で乾杯。
お通しは高野豆腐タラコこんにゃく

タラコ美味い!
俺様は焼いたタラコって苦手なんだけど、これは全然味が違う。
やっぱり食材の違いなのかねぇ〜。
 
ここから北海道の地酒を試す。
アテは刺し盛り

 
まず飲んだのは「国稀 特別醸造 雪さび」
これはアテがあってこその日本酒だね。
何を合わせるかで表情が変わる。
 
秋刀魚の塩焼きが到着。
秋刀魚は東京で食べても美味いけど、この香ばしさは裏切らないぜ。

続いてのお酒は「福司 純米(ふくつかさ)」
ザ・純米酒といった感じでクセのないお酒だ。
 
北海道と言えばアスパラも外せない。
「焼き」と「蒸し」が選べたのでアスパラ蒸しを選択。
このアッサリ感は満腹の胃にちょうど良い。

最後に飲んだのは「北の勝(きたのかつ)」
こちらも飲みやすいお酒。でもインパクトには欠けるかなぁ〜。
店の人によると、北の勝は女性の杜氏さんが作っていて、
継ぎがいなくて困っているらしい。
 
吟醸酒が無かったのがザンネンでした。