果てしなき旅路の果て(2)

盛岡城跡を後にして棒が倒れた方向へ歩き出す事にした。
盛岡は線路だけでも絵になるね。

辿り着いたのは報恩寺

この日は人が誰もいなくて、静寂という音が聞こえてきた。
石川啄木宮沢賢治も子供の頃に来ていたという。
ここは五百羅漢が有名。
300円の拝観料を払って五百羅漢堂へ。

凄い・・。
四方に立ち並ぶ羅漢像に対して俺様一人。

異次元にいるみたい。

いや〜、心が洗われる。
仏像の力を感じたひとときでした。
マジ神。
 
このすぐ近くにある三ツ石神社へ。

ここにあるのは鬼の手形と言われる大岩だ。

その昔、この地方には“羅刹”という鬼がいた。
羅刹の悪さに困っていた住人は、
三ツ石の神様にお仕置きしてもらうように頼んだ。
神様はこの三ツ石に羅刹を縛り付けて
二度と悪さをしない事を誓わせた。
その約束の証しとしてこの岩に手形を押させたわけだ。
これでお気づきであろう。
岩に手形・・つまり“岩手”ってわけである。
 
それにしても盛岡にはカッコいい建物が多い。
こちらは岩手県公会堂

こちらは岩手銀行

緊張して金おろしづらいわ!
 
旅はまだまだ続く。