わが青春のPCエンジン(19)「ファイナルブラスター」


ファイナルブラスター
(ナムコ)
1990年9月28日/縦シューティング/6800円

ボスコニアン』シリーズ3作目でPCエンジンオリジナル作品。
2作目はアーケードの『ブラストオフ』。
前作からそうだったが、ゲーム中『ボスコニアン』から引き継がれているものは皆無だ。
円形であのドーナツ型の要塞がちょっと出てきて
「そういえば『ボスコニアン』シリーズだっけ」と思い出す。
(『パックマン』や『ドルアーガの塔』など、ナムコにはなぜか続編を別物ゲームにする伝統がある)
 
ショットボタンで通常射撃。
押しっぱなしでタメ攻撃が出来る。(火の鳥的なお馴染みのヤツ)

威力が強いだけでなく、背景も貫通するので、
ボスなどはこれで狙わないと厳しいシーンも多い。
赤と青のパワーアップカプセルを集める事で
攻撃が強力になったりオプションがついたりする。
もう一つのボタンでボムが撃てるが、
これ使うたびに今まで貯めたオプションランクが1つ落ちるので
あまり使いたくない。
ちなみにミスをすると緑のカプセルを落とし、
これを取るとパワーアップレベルが回復するのはありがたい。
後半は初期装備で継続するのは無理ゲー過ぎる。
(すぐカプセルが画面からハケちゃうけど(^^;)
セレクトボタンでスピード変更可能。
 
スタート直後がまず難しい。
貧弱な攻撃で正面にしか撃てないのに、
比較的速いスピードで瞬殺してくる。(しかも硬い敵が多い)
当時この序盤で「なんだこのゲームバランス」
と投げ出してしまった人も多かったはず。
自機のまわりにシールドがわりのオプションがつくようになると
まともに遊べるようになる。
(ただしステージ7(最終面)はどんなにパワーアップしてても死にまくる)
 
自機の前後移動によって
スクロールのスピードをある程度コントロール出来るのは大きな特徴。
これによって激しい場所を切り抜けたり、
硬い敵に弾を集中させたりといった事が出来る。
 
後半になるとステージのトラップに「電流イライラ棒」感が増すw


難易度はさらに高まるけど、
こういうアプローチは嫌いじゃないぜ。
それにしてもこの高難度でコンティニュークレジットが有限なのは厳しい。
ちなみにこのゲームはステージごとにプレイヤーのパワーアップ状態によって
難易度が上がる仕組みを採用している。
 
いや〜それにしても最後のボスつらかった〜。

パターンを覚えるまでは雪隠詰めにされてすぐ殺された。
ボスのデザインは全体的に良い。
両サイドに風神雷神みたいのがいるヤツとか。

エンドロールでスタッフロールみるとかなりの少人数で作ってるね。







GAME DESIGN

TAKE

PROGRAM

D.HISAYA

GRAPHIC DESIGN

KOJI 78

MUSIC COMPOSE

NORIRIN

MUSIC PROGRAM

KAERU.T

SPECIAL THANKS

ARG
S.KOBAYASHI



(墓石に刻まれたメッセージ)

THE HONER OF
THE SOLDIERS IS
MENTIONED HERE
TO IMMORTALIZE
THEIR GLORIOUS
DEATH IN THE
SPACE
TO FIGHT FOR
LOVE AND PEACE
OF HUMAN BEINGS.