地獄の名古屋行脚 〜第1話〜

しばらく旅に出ていたので更新が出来なかった。申し訳ない。
ゴールデンウィークも終盤に差し掛かった頃、俺様は沖縄に行きたくなった。
何せ熱中症になりかけるほどの夏日が続いていたのだ。
もう少し早く思い立てば良かった。
もう5/5。休みも足りなければ予算も無い。
そんなときとある情報が飛び込んできた。
なんと神奈川県川崎市に沖縄が来ているという。
それは凄い!
川崎ならば1時間もあれば行けるぜ!
 
川崎に到着すると、そこは沖縄で溢れていた。
そうだ!「はいさいFESTA」だ!




フードだけでなく、あちこちにイベントスペースが設けられ、
様々な沖縄が展開していた。




シチュエーションは最高。
ではオリオンビールで乾杯だぜ。

2杯目はソーキそばで腹を満たしつつ。

そこから沖縄仲間が合流し、泡盛タイムに突入だぜ!

この日様々なものを食べたが、一番美味かったのはコレ。

この腸詰めが粗挽きでさ、ブリッと噛むとホロホロっと口の中で肉汁とともにほどける。
まるでハンバーグを食べてるみたい。ハンバーグソーセージだぜ!

それから何杯飲んだかどうか覚えていない。
覚えているのは沖縄仲間が「2軒目行こう、2軒目」と言い出したこと。
川崎の町全体を1軒目に勘定する豪胆さに俺様は感服。
近くの店の人気店へと導いた。
そこではジャミラが働いていたw

ジャミラは事故によって水のない惑星に不時着し、
救助を待つ間に惑星の環境に身体が適応して皮膚が粘土質に変化した結果、
怪獣になってしまった宇宙飛行士だ。
エリート宇宙飛行士が居酒屋のバイトに身をやつしているとは・・。
怪獣になってしまった弊害であろう。

ここは怪獣酒場だもんなぁ。
もう腹もパンパン。
そしてアルコールでフラフラ。
しかもなぜか小指を負傷していた。(内出血)
沖縄仲間は「じゃあそろそろ限界だろうからシメでラーメンだろ」と言う。
頭おかしいのか。
もう何食分も腹に入ってるのだが・・。
そんな俺様の主張も聞き入れられず、俺様の体はラーメン屋へ引きずられていく。

人間の体は不思議なもんだね。

つけ麺なら食べれる気がするw
食後、パンパンに膨らんだ腹をさすりながら帰路に着く。
 
苦しい。苦しすぎてその日の夜5度もトイレに起きた。
なぜか沖縄に負けた気がする。
これは明らかに俺様の実力不足だ。
俺様のステータスを一段引き上げてくれる経験が必要である。
そこで俺様は修行の旅に出る事にしたのだ。
最も食に対して貪欲な街・名古屋。
いわゆる名古屋メシを求める旅である!
 
【第2話へ続く】