天国から地獄の巻

一昨日の事だ。
調布に住んでいる友人から
「毛ガニが手に入ったので日本酒で飲まないか?」との誘い。
それを断っては日本酒に失礼なので仕事を早めに切り上げて調布へ。
京王線は滅多に利用しない。
そして友人宅へ到着。

毛ガニじゃーーーっ!!
すでに身はほぐされており、甲羅にカニ味噌と一緒にぎっしり詰められている。
うめぇ・・。口の中に旨味が広がる・・。
これと一緒に日本酒飲まないのは天に唾する行為だぜ。
そんなわけで飲んだのはコチラ。

山形県鶴岡市のお酒で加藤嘉八郎酒造の
「大山 初しぼり新酒 特別純米生酒」
口の中に広がるフルーティな甘味。間違いなくカニの旨味を引き立てている。
特別純米酒なのに吟醸酒のようなキメの細かい味わいだぜ。

山形県米沢市のお酒で米鶴酒造の純米吟醸 上長井」
こちらもまろやかな良いお酒ですこと。
米を感じる銘酒やで。

長野県安曇野市のお酒で大雪渓酒造の「吟燗 大雪渓」
こちらはお燗専用の吟醸酒
前の2つとは異なる方向性。まさにお燗酒という趣き。

ホタルイカの沖漬けがまた日本酒にベストマッチ。
ゼイタクですなぁ〜。
 
すっかりホロ酔い気分で京王線に乗り込む。
俺様は酒を飲むと眠くなってしまうのですぐに落ちる。
目を覚ますと電車は「終点」についていた。
「ん?ここどこ?」
時間は12時過ぎ。電車はもう無い。駅も今まさに閉まろうとしていた。
俺様は降りた事もない見知らぬ駅に降り立った。
その駅は『高幡不動』という。
歩いて新宿まで行けば何とかなるかな・・。
Googleマップで調べる。
高幡不動』は・・日野市・・。
えーーーーっ!!日野市ーーーーーっ!!
どうやら俺様は帰り道とは逆方向の電車に乗ってしまった模様(^^;
そして誰もいない駅にポツーン。
どうすんのコレ・・。
とにかく駅周辺を歩いてみる。
見事に何も無い。
とにかくどこかに休める場所は無いか?
歩きまわってお寺を見つける。
そこは『高幡不動尊 金剛寺』だった。
中に入ってベンチに座る。
まさに神にもすがる思いだ。
ここで寝たら冷えるだろうなぁ・・。
とにかく寒い。
しばらくすると警備員風の人に「夜は入っちゃダメだ」と怒られる(^^;
そこから駅に戻るとラーメン屋を発見。

とにかく中に入って暖まろう。
俺様はチャーシューメンを注文した。

美味い!クリーミーなとんこつラーメンが酔った体に染み渡るぜ。
チャーシューはバラ肉とロースが選べるみたいだ。
しまった!あまりに美味いので5分で食べ終わってしまった!
たいして時間が潰せずに店を出る事に。
漫画喫茶とかあればいいんだけど、それらしい場所は見つからない・・。
途中、朝までやってる風の居酒屋があったが、
酒も食べ物もまったく欲しくない・・。
もう電車が動き出す4時過ぎまで駅で過ごすしかない。
なるべく風の吹き込まない場所で体をまるめてサバイバル。
さ・・寒い・・。
俺様はロシアの軍隊格闘術ステマの最強呼吸法でなんとか寒さに耐え忍んだ。
明け方。このまま帰って寝たいところだが、この日も仕事だ(--;
会社に早朝到着。みんなが出社する時間まで床で寝る。外よりはマシ(爆)。
昨日はなんとか家で寝れたがまだ眠いぜ・・。

あれ?
そう言えば俺様、後厄終わったんじゃなかったっけ・・?