今日飲んだ日本酒(28)

今日はカレー番長の取材として水道橋の『燻し人しんご』という店に行ったのだが、
店の前まで行って休みである事を知る。(^^;
そうかー、今日は祝日かー。(勤労感謝の日)
このまま神保町まで足を伸ばしてカレー店を物色しても良かったのだが、
俺様ちょっと風邪気味で、突発的に咳き込むし、雨も振りそうだし、その気力が沸かず。
心が折れた俺様は、『燻し人しんご』の対面にある店に入ってみた。
『新潟カツ丼 タレカツ』というお店。

新潟カツ丼タレカツとは何か?
新潟のご当地料理であり、卵でとじずに特製タレをつけてゴハンに乗せたカツ丼らしい。
まずは食べて確認だ。俺様はカツが6枚乗っているという
二段盛りカツ丼(1030円)を注文した。
やがてカツ丼がやってくる。

通常のトンカツと比べて肉が薄い。生姜焼き用の肉を揚げたみたいな感じ。
コロモも同時に厚みは無い。それにタレが染み込んでいる。
なんとなく天ぷらのツユに近いような感じもする。
江戸前天丼の豚肉版と考えると近い味だろう。
いやしかし、俺様にとっては味が濃すぎるかなぁ。
もともとトンカツって脂っぽい料理だから、
さらにタレをダクダクにつけるのは好みでは無いかな。
これならせめて山盛りのキャベツ千切りが欲しいところ。
これは好みが別れる料理だなぁー。
 
そこから帰宅した俺様。
今日のランチは逆転ホームランとはいかなかった。
新潟の借りは新潟で返すのが礼儀。
今日は新潟の美味い日本酒で晩酌と行きましょう。
 
本日の相棒はコチラ。
「福寿千歳 長者盛(純米吟醸)」

15年間の歳月をかけて開発した酒米「越淡麗」で醸された限定酒。
めっちゃ淡麗。口の中で酒が踊る。
これキンキンに冷やして飲むのが俺の中で最良。
繊細な味だから肴の選択には慎重に。
そして肴として選んだのはコチラ。

佐渡ヶ島夫婦岩油揚げ
佐渡で作っている天然塩を使って作られてるとのこと。
これは軽く炙って食べたんだけど、これがまたサクサクで香ばしいこと!
醤油とかつけなくてもジューシーな味わいだぜ!酒が進むぜ!

なんだかんだでゴキゲンにやっている間に時間も過ぎ、
長者盛が一本空いてしまった。それではデザートでも。
次に飲んだ日本酒は新潟県「牧の初雪」

農家民宿どぶろく荘というところが生産しており、
自家産米のコシヒカリと山の湧き水で作られている。
こちらは甘口タイプで、対になる商品として辛口タイプの「どぶろく卓」もあるよ。
 
ヨーグルトドリンクのような雰囲気のドブロク。
これはジャパニーズデザート酒だわ〜。
美味い食事で満腹になったあとにゆっくりと味わいたいお酒だよコレ。
これに肴を合わせるのは勿体無い。
ビンの中にはドロドロの酒粕が詰まっており、
これを飲み物と呼ぶのはどうかなとも思わせる。
 
結論。新潟、勝利〜!